レジオンのガトー・ピレネーが売っていた。
ガトー・ピレネーと言えば個人的にはオーボンヴュータンのものが頭に浮かぶが、レジオンがこだわって作ったものであるから美味しいに決まっている。
新宿高島屋のパティシェリア中で別格なのは、間違いなくオーボンヴュータンとレジオンであろう。
特にクラシックなキャラメルやケーキの生地には定評がある。
さて、クール・ド・ガトー・ピレネーだが、バウムクーヘンの原形とも言われるフランスガスコーニュ地方の伝統菓子である。
現地では暖炉で焼き、菩薩提樹で燻して作る。
レジオンでは粉にこだわりしっとりとした触感と味わいに仕上げている。
隠し味の柑橘系やヴァニーユの香りが心憎い。
薄くもなく厚くもなく、絶妙な厚さに切り分けて召しあがれ。