カスレのカスレ | ジャン=ピエールの霧の中の原風景

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こだわりの食とお酒を味わった思い出や情報を綴ります。

新宿カスレを訪れた。


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目的は友人の美味しいハンバーグを食べたいというリクエストに応えることだったが、私は勿論カスレを注文した。
メイン料理を選べばそれに前菜やデザートがついてくるコースがあったのでそれをお願いした。
前菜は量が多くたっぷりで、野菜のパルフェや


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キッシュや生ハムサラダなど美味しいがてんこ盛りであった。


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シードルやヴァン・ムスーを飲みながらメイン料理を待ってると


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程なく友人のメイン料理が運ばれてきた。

ハンバーグにブフ・ブルギニョンがついていた。


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友人曰く、ハンバーグは肉々しく美味しいが、ピーフシチューの肉はとろけるほど軟らかくもっと美味しいとのことだった。
そして、私の頼んだカスレにはトロトロの家鴨肉と鴨のコンフィがじっくりと煮込まれた白インゲン豆と一緒になっている。
そしてサラマンドルでカリカリの焦げ目がつけられていた。


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味もカスレオープン時と比べると味の荒さが消え今は恵比寿にあるビストロダルブルのシェフの味に近くなっていた。
それをつまんだ友人はビーフシチューよりもカスレの方が美味しいと言い出した。


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カスレの焦げ目の部分やコンフィや家鴨の肉の繊維をほどきリエットのようにした部分をバゲットに載せてあげたら友人は美味しい美味しいと言っていくつも食べ続けていた。
最後はデザートが出される。


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パンプディングだったが手抜きのないしっかりとした味わいで美味しかった。


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ここでの食後の飲み物は自家製のアンフュージョンと決めている。


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ヴェルレーヌとマントが好きな私にはたまらない。
久しぶりのカスレだったが料理の味のレベルが上がっているように感じられた。


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代官山で高いカスレを食べるならカスレ好きはまずここに来るべきであろう。