アスバッハのデッドストックもの | ジャン=ピエールの霧の中の原風景

ジャン=ピエールの霧の中の原風景

こだわりの食とお酒を味わった思い出や情報を綴ります。

中野のフランクストンを久しぶりに訪れた。
オーナーは代々木上原の方にもお店を出していて、そちらにいるらしい。
オーナーの代わりにこのお店を切り盛りをしている店長は腰の低いいい雰囲気の方だった。
メニューを見ると相変わらずマニアックなお酒の名がいくつも書かれている。
私は最初美味しそうなアモンティリャードかパロ・コルタードか迷ったが、ハーフずつでもいいと店長が言ってくれた。
グラスに半分…
ではなくグラスには両方ともたっぷり入れてくれている。


ジャン=ピエールの霧の中の原風景
嬉しいではないか。


ジャン=ピエールの霧の中の原風景


舘ノ森の白ソーセージを見つけそれも思わず頼んでしまう。


ジャン=ピエールの霧の中の原風景


スペインバスク地方のブルーチーズには


ジャン=ピエールの霧の中の原風景


スペイン産のミエル、それもラベンダーとオレンジの二種類をお願いして合わせてもらう。


ジャン=ピエールの霧の中の原風景


ブルゴーニュのブルソーのようなドゥブルクレームのチーズも美味しかった。


ジャン=ピエールの霧の中の原風景


チーズにはスペインはトロの濃厚で華やかな赤ワインを合わせる。


ジャン=ピエールの霧の中の原風景


チーズの後の食後酒として、クリスチャン・ドル―インのカルヴァドス・ペイ・ドージュと…


ジャン=ピエールの霧の中の原風景


そしてもう何年も飲んでいなかったアスバッハのファイブスターを見つけた。
アスバッハは20年程前のデッドストックもので当時の味わいがほぼそのまま味わえる。
アスバッハはドイツのブランデーであるが、その当時の真面目な造りと美味しさはそのへんの大量生産の面白みを感じないコニャックとは比べ物にならない。
そんな当時のアズバッハを味わいながら、中野の夜は更けていくのであった。