高円寺のスペインBAL 「その角曲がる」 | ジャン=ピエールの霧の中の原風景

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こだわりの食とお酒を味わった思い出や情報を綴ります。

友人に紹介されて高円寺のスペインバル「その角曲がる」を訪れた。
オーナーシェフはヴィンセントさんという日本人の方である。
最初にアモンティリャードをお願いする。


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アミューズ・ギュールが出され、


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出されたアモンティリャードは上物でコクと複雑みのあるものだった。
メニューをろくに読まず、「ハモン・セラーノ、トルティーヤ、カジョス、アヒ―ジョを」と言ったら、すべてオーダーが通っていった。
ハモン・セラーノは股の塊からそぎって、白い皿の上に供された。


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旨みがあって噛み締める度にその深みが広がっていく。
トルティーヤは伝統的な作り方で厚目にしっかりと上手に焼かれていた。


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じっくりと時間をかけて焼かれているので、火はしっかりと通っているが玉子は軟らかくジャガイモとのバランスもよかった。


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カジョスはスペイン版モツの煮込みだが、モツがトロトロに煮込まれてかなり美味しい。


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少しピリッとした味つけも好感が持てる。

途中でししとうの素揚げが届いた。


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もの凄く大盛りだが食指が伸びあっという間になくなっていく。

いつの間にかカヴァを頼んでいた。


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アヒ―ジョは兵庫県赤穂産だろうか、いい生牡蠣があるようだったので、海老ではなく牡蠣のアヒ―ジョにしてもらう。


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グツグツいっているオリーブオイルに炙ったパンをつけて食べる。


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頬が緩む美味しさであるのはいわずもがなであった。

そして、最後は魚介のパエリアである。


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サフランを使い過ぎないオーソドックスなスペイン現地スタイルのパエリアで旨みを吸い込みカリッとしたお米が美味しい。


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久しぶりに土着的で美味しいパエリアを食べた。
デザートは洋梨のソルベとガトー・ショコラの盛り合わせにした。


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爽やかで陽気な味わいのデザートであった。
感じがよく美味しいお店で、かなりのレベルの赤ワインをグラスでいただくこともできる。


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スペイン料理やスペインのワインがお好きな方は訪れるべし。