ロートンヌの焼き菓子たち | ジャン=ピエールの霧の中の原風景

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こだわりの食とお酒を味わった思い出や情報を綴ります。

以前たまたま通りがかって気になっていた秋津のパティスリー、ロートンヌを訪れた。
どんなお店かは一切事前に調査せず、店名や外観や外から見える店員の動きを見てきっと美味しいだろうと確信して店名に入ったのだが、やはり根っこにあるのは伝統的なフランス菓子であるようだった。
フレーズの生クリームのケーキ1台とフランスくさい焼き菓子を8個程買ってみた。
購入した焼き菓子は、カスターニャ、ブレッツェルン、フィナンシェ・ピスターシュ、ガレット、バニーユ、オリヴィエ、エンガディナーである。


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まず、大好きなエンガディナーを食べてみた。


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キャラメルがブルターニュで食べているかのようで、本物である。
お店のロゴの洋梨とこの味とセンスから察するに尾山台のオーボンヴュ―タンで修業をされた方が経営されているのではないかと感じた。
ブレッツェルンはシシリア産のアーモンドを使い、かなりラムの風味を残して粉糖で固めた大人の焼き菓子である。


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1枚70円程のクッキー、ヴァニーユにはブルボン・ヴァニラがたっぷり使われていた。


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ガレットなんか見た目でいかにも本物くさい。


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ちなみにこのお店のガトー・フレーズ、生クリームが滑らかで品がよく口の中に入ってはスルッと溶けていったのである。


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後で少し調べてみたらこの界隈では物凄い人気店であった。
秋津は所沢駅の一つ手前で東京都東村山市だが、この辺で美味しいケーキをお探しの方はお試しあれ。