ベルギーの王女の名をとってつけられた店名ア・ラ・レーヌ・アストリッドだが、許可の条件は王女の名に恥じない高品質のショコラを売ることであった。
いまだにその店のポリシーを守り続けているここのショコラは美味しい。
それもショコラは基本的に全てフランスから空輸している。
有名なヨーロッパのショコラトリーのショコラは最近では日本で作ったりするため本場の味と比べるとレベルが下がったりムラができたりするところが多い。
または直輸入のものを扱うだけで日本製のものは出さないかのいずれかであるが、ここは本場のフランスのものに負けない素晴らしい日本オリジナルのトリュフショコラやケーク・ショコラを作ることができる。
トリュフ・ショコラは上等の生クリームとショコラで作られていてすこぶるフレッシュである。
これはパリから空輸されたトリュフ・ショコラとは一味違う。
そして、小麦粉を一切使わないケーク・ショコラの美味しいこと。
濃厚さこの上ない。
その上、マドレーヌや
フィナンシェも発酵バターやカカオの香りが心地よく飛びきり美味しいのだ。
今のところこのお店は日本にある私が好きなショコラトリーのベスト3には入っていると思う。
ショコラ好きはお試しあれ。