ホテルカンラ京都の朝食 | ジャン=ピエールの霧の中の原風景

ジャン=ピエールの霧の中の原風景

こだわりの食とお酒を味わった思い出や情報を綴ります。

昨年京都駅周辺にオープンしたもう一つのホテル、ホテルカンラに宿泊した。
部屋はスィートくらいの広さで雰囲気、


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設備、寛げる空間のありよう等、


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ホテルの内装面全てにおいて素晴らしかった。


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浴槽はヒバでできた広いもので木の香りに酔いしれてしまう。


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しかしである。
評判がよく人気があると自画自賛していた朝食が全くの期待外れどころか個人的には完全に受け入れられなかった。


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京おばんざいのタバスどいう表現そのものにいぶかしさを感じていたが、全く京のおばんざいなんていうものではなかった。


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野菜をたくさん使ったという触れこみも空虚感を感じさせるレベルで、ニンジンが金時人参でないことにも苦笑してしまう。
イタリアンを取り入れようとして空中分解しているような京料理もどきには全く魅力を感じない。
作っている料理人は間違いなく京のおばんざいを知らない他県の方だと思う。
内装やフロントのサービスはいいのにこの料理は全く釣り合いがとれていない。
早くそれに気づかないと高級ホテル風で終わってしまい本物には絶対なれないのではないだろうか。