葱油拌麺(上海汁なしそば) | ジャン=ピエールの霧の中の原風景

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前日の問題の正解は上海家庭料理「葱油拌麺」である。


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あんなにポピュラーな家庭料理なのに、どんなに有名な上海料理専門店に行っても日本ではほとんど見かけたことがない。
六本木の中国飯店に行って特別にオーダーしても納得できる葱油拌麺は出てこなかった。


この葱油拌麺は東長崎に最近できた上海家庭料理心園のものである。
嬉しいことに常時いつでも食べることができる。
黒く見えるのは葱を揚げたもので葱油と少しとろみのあるスープで和えてある。
黒い葱が混じらないように麺をかきまぜて食べた。
葱油の香りが芳ばしくたまらない。
久しぶりにこの料理を食べた。
この料理が常時置いてあったのは学芸大学駅近くの昔の美味くらいである。


一緒にチヂミのような上海の家庭でよく作る葱油餅と上海海老炒飯を食べた。
葱油餅は北京ダックを餅(ピン)で包む時に使う甘味噌を塗って食べる。
これも素朴な旨みと香ばしさが心地よい。


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上海海老炒飯は海老がたっぷり入った現地の元気な炒飯だった。


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最近東長崎はこの半年で中国人シェフの中国料理店 が三軒オープンした。
こんな小さな街なのに、不思議なところである。


上海料理と言えば予約さえすればより本格的な葱油拌麺を食べることができる素晴らしいお店が一軒ある。
詳細に関してはまたの機会に。