食べる玉露 | ジャン=ピエールの霧の中の原風景

ジャン=ピエールの霧の中の原風景

こだわりの食とお酒を味わった思い出や情報を綴ります。

京都四条通り沿いにある福寿園で面白いものを味わった。
福寿にはテン茶を買いにいったのだが、せっかくなので、福寿園の建物の四階にある茶室も備えてある喫茶室でお茶をいただいていくことにした。
最上等のお濃茶にも惹かれたが、「お茶を飲まれた後召しあがっていただけます」という文言が気になり、福寿園の最上等の玉露にしてみた。
今回は椅子席に座り、茶釜を眺めながら玉露が届くのを待った。

ジャン=ピエールの霧の中の原風景
程なくお盆に載せられてお茶がテーブルの上に運ばれた。


ジャン=ピエールの霧の中の原風景


上等の玉露用の急須と器と一緒に何やら出汁醤油らしきものが入った器が…
玉露を何杯か飲んだ後、急須に入っている茶葉を取り出して、その出汁醤油につけて食べるそうである。
まずは適温に保温されているお湯を急須に注ぎ、備えつけてあるタイマーを使って時間通りに茶葉を蒸らす。


ジャン=ピエールの霧の中の原風景


小さめの玉露用の茶碗に入れて飲む。


ジャン=ピエールの霧の中の原風景


品のいい甘さと旨みがフワーっと口の中に広がる。
私はこの玉露独特の旨みが大好きだ。
同じ宇治茶でも一保堂や小山園とも微妙に味わいが違う。
品がよく旨みが細やかで広がり方が豊かな美味しい玉露だった。


ジャン=ピエールの霧の中の原風景


さて、お茶を充分に楽しんだ後、茶葉を食べてみる。


ジャン=ピエールの霧の中の原風景


おお!
美味しいではないか。
春菊をもっとすっきりさせた味わいであろうか。
いい経験ができた。
その後は都箸を買いに近くの箸店にむかった。



さて、最後に問題です。
この食べ物はなんでしょう。


ジャン=ピエールの霧の中の原風景

わかる方がいたら感激です。