心斎橋ディー・フゥにて上質なディジュネを | ジャン=ピエールの霧の中の原風景

ジャン=ピエールの霧の中の原風景

こだわりの食とお酒を味わった思い出や情報を綴ります。

道頓堀から心斎橋に向かい、ディー・フゥというフランス料理店でデジュネをとった。

店内には私の大好きなエゴン・シーレの絵が飾ってある。

偶然ではあるが驚いてしまった。


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お腹がそれほど空いていなかったので日替わりの一番軽い1300円のコースにデセール(300円こ)をつけてもらう。

グラスでカヴァがあったのでそれもいただいた。


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最初にサラダが出された。

根菜も入っている新鮮なものだった。

ヴィネグレットソースがいい香りだ。

チーズも嬉しい。


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続いてボアロネギのポタージュが出される。

丁寧に作られていてたいへん美味しい。


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メインは岩手の白金豚を使った料理で、ミンチをバラ肉でくるんである。

下には軽くブレゼされた野菜が敷いてあり、ポーチドエッグが添えてあった。


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そのポーチドエッグを肉の上に載せつぶして食べる。

これは心憎い食べさせ方だ。

濃厚な黄身が肉や野菜に絡まってすこぶる美味しい。


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圧巻はデセールだった。

デセールの中から気軽な気持ちでシュー・ア・ラ・クレームを選んだのだが、これが秀逸だった。

客の顔を見てからシューを焼いていたし、クレーム・パティシエールもできたてをその場で詰めていた。

ヴァニラのグラスも手抜きがない。

これもできたてだ。

まさにフレンチレストランの醍醐味そのものが味わえるデセールだった。

このシュー・ア・ラ・クレームを食べるためだけでも再訪してみたいと思わせる一皿である。


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オープンキッチンになっていて、私はカウンターテーブルの席にに座っていたのですべてが見通せる。

食後シェフがわざわざ挨拶に来てくれ、帰りも見送ってくれた。

1600円のデジュネとしては相当カリテプリの高い店だと大いに感心してしまった。

ディーフゥはいいお店だと思う。

次回は夜お腹を空かせてシェフのお任せコースを堪能してみたい。



ディーフゥ(Cuisine Francais Dfeu)

  住所: 大阪府大阪市中央区南船場4丁目12-9 クレスト心斎橋B1

  電話: 06-6241-5055

  定休日: 月曜日

  HP: http://www.medic-web.jp/shop/s10001791/index.html