神戸滞在中に晩御飯を食べ損ね、中途半端な遅い時間にお腹が空いてしまった。
ホテルから三宮の方へ歩いて行くと長田焼きを出しているお店を見つけた。
長田焼きは、薄焼きと呼ばれるお好み焼きで、オーナーの出身地長田地区の昔ながらのお好み焼きらしい。
早速その薄焼きとそばめしを頼む。
薄焼きには天かすと豚肉を、そばめしはすじこん(牛スジとこんにゃく)を入れてみた。
薄焼きができあがり、目の前の鉄板の上に置かれる。
小さめのヘラで切り取りそのヘラだけで食べる。
最初は何もつけずに一口食べてみる。
美味しいではないか。
フワッとしていて風味がいい。
自家製のソースも二種類あったので、その後マヨネーズとともに少しずつつけて食べてみる。
激辛という相当濃厚で辛口のソースが私には美味しかった。
それをつけて食べるとまた違う味わいが楽しめる。
いい感じだ。
ビールとの相性も最高である。
そばめしが次にできあがった。
そばめしの味も悪くない。
ただ鉄板の上に放置しておくと焼かれてだんだん硬くなっていく。
このパリパリ感が好きな人にはたまらないだろう。
そばめしには味が最初からついているが濃い目が好きな場合はソースを少しつけまぶして食べるといい。
私は後半は例の激辛ソースをかけて食べた。
この二つを食べてビールを飲んで2000円位という価格も嬉しい。
店員さんも親切でいい方だった。
東京にも支店ができていると聞いたので、今度行ってみたい。
お店の名を花門亭と言う。
ネギ焼きやねりこみやベタ焼きは食べたことがあるが、薄焼き(長田焼き)は初めてであった。
満足できるお好み焼きが堪能できた神戸の夜であった。