高台寺の桜と京の和菓子 | ジャン=ピエールの霧の中の原風景

ジャン=ピエールの霧の中の原風景

こだわりの食とお酒を味わった思い出や情報を綴ります。

京都でまさに今の時期にしか行われない都をどりを祇園甲部歌舞練場に観に行った。

50人を超える舞妓・芸妓の踊りに圧倒された後、私は高台寺の桜と竹林を見に行くことにした。

しだれ桜が美しい。


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傘亭や時雨亭を見て想いを古に馳せる。

庭園や竹林を眺めると心が洗われていく。


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さて、高台寺を出た後はまた現世に戻り、美味しいものが食べたくなる。

まずは私が京都で二番目に好きな蕨餅を高台寺を出てすぐの洛匠でいただく。


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ここの草蕨餅はフルルンと軟らかいが水分の加減が絶妙で適度な弾力もあって美味しい。


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私は一人前の草蕨餅をいとも簡単にいつの間にかたいらげてしまっていた。


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ほうじ茶を飲み終え、再び外に出る。


次は、鍵善義房の高台寺店に向かう。

祇園店と比べるとこのお店の方が落ち着く。


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昼間でも少し薄暗くて光の陰影が心地よい。

席に着き、葛切りを頼む。

葛切りができるまでに干菓子とほうじ茶が出るが、これがまた美味しい。


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上等な和三盆を使っていて口の中ですうっと溶けていく。

しばらくして独特の容器に入れられた葛切りが届けられる。


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蜜は黒蜜にした。

葛切りを蜜につけ食べる。


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食感がたまらない。

蜜は半分くらいつけて食べるのが好きだ。

美味しかった。

京都にいるという感を強くする。


外に出て近くの下河原阿月に立ち寄る。


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焼きたてのみかさをいくつか購入する。


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少し散歩をした後、高島屋の屋上で焼きたてのみかさを頬張る。


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最初は牛乳と最後は水に合わせる。

焼きたての皮は勿論のこと、小豆もすこぶる美味しい。

今日の和菓子はこれまで。

翌日は凄い蕨餅を食べに行く。