割烹家八百善の紅いなりの爽やかさ | ジャン=ピエールの霧の中の原風景

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割烹家八百善の紅いなりである。

この店の黒砂糖を使った黒いなりは食べたことがあったが紅いなりは始めてである。


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紅いなりは紅麹を使って油揚げをオレンジ色に色づけしている。


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中には白米と黒米をあわせ梅酢できりりと締めた酢飯が入っている。

その酢飯には紫蘇の葉と生姜が混ぜ込んである。


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一口食べてみた。

甘ったるくなくさっぱりしていてなかなか美味しい。

酢飯が味わい深く紅麹で色づけされた油揚げとの相性もいい。

江戸料理三百年の歴史を味わえたような気がした。