彦九郎のどら焼きと羽二重餅 | ジャン=ピエールの霧の中の原風景

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こだわりの食とお酒を味わった思い出や情報を綴ります。

森下を歩いていたら、彦九郎というお店の暖簾がかかっている和菓子屋を見つけた。

店主の修行先が京菓子の老舗であろうと思われる干菓子がウインドー越しに垣間見れる。

ここは美味しいかもしれない。

私は店の中に入った。

店内の和菓子を見たが、麩饅頭・どら焼き・羽二重餅が美味しそうだった。

麩饅頭はまだ今日の分ができあがっていなかったので、私はどら焼きと羽二重餅を購入した。

女性の方がお茶を煎れて私に出してくれた。

親切なお店で、感じがいい。

話を聞くとやはり店の主人は京都で修行されたらしい。

古くから彦九郎という屋号でこの界隈で店をやっているそうだ。


ジャン=ピエールの霧の中の原風景

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家に帰って、早速購入した和菓子を食べてみることにした。

どら焼きは普通のものではなく、とら焼きのように皮がふわふわしている。

カステラとはまた違うがそれに近い食感が味わえる。

餡は品のいい粒餡である。

力強さや味の深みが突出しているというタイプではないが、充分に楽しめるどら焼きであった。


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羽二重餅も食べてみた。

中に栗が入っている。

餅は確かに軟らかく食感は良かったが、餅自体が自分の好みよりもやや甘かった。

でも、いい和菓子である。


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東京では美味しい和菓子屋の一つだと思う。

ふわふわ感溢れるどら焼きがお好きな方にはこのお店のどら焼きはたいへんお薦めできる。