染太郎のオムソバ・お好み焼き弁当 | ジャン=ピエールの霧の中の原風景

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こだわりの食とお酒を味わった思い出や情報を綴ります。

私は北千住駅でお腹を空かしていた。

特急の電車の中で何かを食べようと思い、駅の中を歩いていたら面白いお店を見つけた。

浅草のお好み焼き屋「染太郎」の売店である。

目についたのがオムソバとお好み焼きがセットになっているお弁当であった。

学生時代以降オムソバを食べた記憶がない。

大学に行っていた頃はオムソバが好きで一週間毎日食べたことがある。

懐かしくなって私は思わずそのお弁当を購入してしまった。


さて、車内でおもむろにお弁当の包みを開けてみた。

あらためて見ると何かとても美味しそうである。

幸い座席の隣は誰も座っていなかったので、エビスビールも開け、食べ始めた。

まずは、オムソバに箸をつける。

薄焼き玉子の厚さが絶妙である。

中の焼きそばとともに一口頬張ってみた。


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美味しいではないか。

冷めていても全く気にならない。

色合いは関東風で濃い目だがしょっぱくはない。

ソースが麺にうまく絡んでいて香りもよく凄くいい感じだ。

こういうオムソバが私は好きなのであった。


お好み焼きにも手をつけてみる。

キャベツの甘みがよく出ていてこれも美味しい。

ソースが生地にとてもよく馴染んでいる。

冷めていてもこれだけ美味しいのに少し驚いてしまった。

車内でビールと一緒に食べる食べ物としてはこたえられない。

食べ終わった後、もう一つくらい買っておけばよかったと後悔する私だった。

でも、お弁当と一緒に以前このブログでも紹介した植田の餡子玉を買っておいたので、目的地に到着するまで飽きることはなく楽しい時間を過ごせたのであった。


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ちなみによく見たら餡子玉は染太郎の売店で売られていたのであった。