本物の愛玉子を楽しむ | ジャン=ピエールの霧の中の原風景

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こだわりの食とお酒を味わった思い出や情報を綴ります。

腎臓の妙薬でもある台湾の薬膳スイーツ・愛玉子(オーギョーチ)を門前仲町のお招き屋ディデアンで食べた。
愛玉子は確か本郷の方に愛玉子というお店があってだいぶ昔にそこで愛玉子を食べたことがある。

台湾の高山に密生する台湾固有の植物の種は常温でゼリーができるほどプルルンとしている。

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その手作りのゼリーに産地直送の無農薬レモンを使った自家製シロップがかけてあるのがこの店の愛玉子である。
本物の愛玉子のゼリーそのものは甘くしていないし、薬膳らしさが残りそれだけただ食べてもそんなに美味しいものではない。
愛玉子の美味しさはレモンシロップで決まると思う。


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この店の愛玉子の真ん中には無農薬レモンのピールと砂糖が載せられている。
それをレモンシロップに混ぜゼリーをすくって食べる。
私は驚いた。
レモンシロップがびっくりするほど美味しいのだ。
ゼリーもかすかに苦味があって本物中の本物の愛玉子である。


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こんなところでこんな本格的な愛玉子が食べられるとは思わなかった。
本場の台湾で食べても温くて水っぽく感心しないものも多々あるが、台湾に持っていってもトップレベルの味だと思う。
ゼリーを食べ終えた後シロップを飲み干したくなるのは私だけではあるまい。


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このお店は美味しそうな中華粽やカレーも置いてある。
こだわりの小麦粉で作った自家製のパンや手作りジャムのセットもある。
コーヒーにはなんとエチオピアの野生のコーヒー豆を使っている。
その日は食事を済ませデセールもたんまりと食べた後だったので食べられなかったが…
午前中の11時から営業しているようなので近いうちに色々食べてみたい。
場所は深川不動尊の参道沿いですぐ目の前が深川不動尊である。
我ながらいいお店を見つけたものだ。