南インド・ケララ州のカレー | ジャン=ピエールの霧の中の原風景

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こだわりの食とお酒を味わった思い出や情報を綴ります。

南インド・ケララ州の家庭料理をそのまま現地のスタイルで出してくれるお店を練馬で見つけてしまった。
ケララ州の家庭料理は野菜や豆類をよく使う。
野菜によるとろみが優しい味わいを引き出してくれるので私は好きだ。

昼下がりにケララバワンというお店でランチをいただく。
タンドリーチキンとシシカバブ、二種類のカレーが選べるコースにしてみた。
ライスもナンもつき、ナンはお代わりができるようだ。
飲み物はマンゴーラッシーをお願いした。

料理が届けられた。
その場で作られたナンは熱々で美味しい。

大きいため皿からはみだしている。

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カレーはマトンカレーと地方に根付いた伝統的な豆と野菜のカレー、サンバルにした。
マトンカレーはしっかりとした味わいで香りもいい。
美味しいマトンがごろごろとルウの中に入っている。

ナンをちぎってつけて食べると止まらなくなる。

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サンバルはやはり優しく素朴な味わいで理想的な豆と野菜のカレーに仕上がっている。
インドカレーは作り手によって味がぼけたりするが、この店のカレーは丁寧に昔風の作り方を守っているので美味しい。

タンドリーチキンは大きさといいヨーグルトとスパイスの味付けとい文句のつけようがない。

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マトンの挽き肉にスパイスを混ぜこんでタンドールで焼いたシシカバブも手を抜かない味の輪郭と旨みがしっかりとした味わいだった。

一緒に頼んだマンゴーラッシーもいい味だ。

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見た目でも美味しいとすぐわかる。
このお店には、豆と米をペースト状にして発酵させ、薄く焼きあげたインド風クレープ、ドーサやインド風のパエリアのような料理ビリヤーニまである。

次回はこれらの料理やケララのご馳走ケララミールスを頼んでみたい。

ちなみに凄い情報だが、このお店では年に一回開店記念日にサッディアといって予約をするといろいろな料理がついたたいへん美味しいランチを無料で食べることができる。
今年は5周年なので500人限定になるのだろうか。
昨年は8月17日(日)にサッディアが行われた。
例年7月位から予約を受け付けているそうだ。
それにしてもランチ・フリー(タダ)は凄い!