香妃園の芙蓉玉米魚翅湯 | ジャン=ピエールの霧の中の原風景

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こだわりの食とお酒を味わった思い出や情報を綴ります。

温かいものが食べたくなってまた六本木の香妃園を訪れた。
その日は二人で来たのでトウモロコシ入りふかひれの煮込み白玉子和えスープ(芙蓉玉米魚翅湯)も頼むことができた。

スープが届く。


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やはり二人で食べるべき量である。
スープの中身はたっぷりのフカヒレとトウモロコシ、それに卵の白身で作った白玉子である。
パッと見るとお粥に見えるがこれがたいへん品が良く美味しい。

食べたことのない方は想像できないかもしれない。

丁寧に掃除されたフカヒレの繊維がたくさん入っている。
そのフカヒレとトウモロコシと卵の白身でできた泡雪のような白玉子が上湯の中にたくさん入っている。

一見淡白のようだがなかなか滋味深い味わいだ。

なぜならば上湯が上等だからである。

上等の中国粥に目がない方が食べたら泣いて喜ぶと思う。


この料理の後は、何度も記事に載せているが絶品の鶏煮込みそばを食べる。

この料理にはもう言葉はいらない。


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脂っこくなくふわふわでトロトロした中国料理を食べたい方はこの二つの料理だけ頼むといい。

絶対のお勧めである。

お正月もしっかり営業している。