「嗤う分身」 | 尋常ならぬ娘のオタクな映画日記

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  ~jeanpaul-cinemaの映画と伊藤英明をこよなく愛するブログ~

  「嗤う分身」


この映画、↑ポスターを見た瞬間惚れたわけで♥


観ることは即決してたんですが


観てみてもやっぱり超好きなジャンルの映画でしたо(ж>▽<)y ☆



とにかくセンスがいいですよね☆彡


これは配給会社もセンスがいいですよ!!


久しぶりにそそられる邦題に出会えた気がしました(´∀`)



といっても・・・


そそられた人はそういないのか( ̄Д ̄;;


客は超少なかったですけど(;´▽`A``


たしかに万人ウケはまずしないでしょうね(;´▽`A``



でも


私的には超大好きな雰囲気漂う映画でした~!!



さらに!!!


パンフを買うと!!!


DVC00318.jpg

↑右の茶封筒に入っていてо(ж>▽<)y ☆


中に新聞のような形式のパンフがぁぁぁ( ´艸`)♥


もう心射抜かれっぱなしでした!!(笑)



内容は・・・


ドストエフスキーの「分身(二重人格)」が原作



ジェシー・アイゼンバーグ演じるサイモンは

会社でも目立たぬ存在で地味な生活を送っていた。

会社でミア・ワシコウスカ演じるハナに恋心を抱いているも

まったく実らず悶々とした日々を送っていた。

そんなある日、会社に期待の新人が入社してくるのだが

その新人は自分と全く同じ見た目をしていて!!

しかし中身は自分とは正反対!!!

戸惑いを隠せないサイモンとは反対に

この新人ジェームズはお互いの容姿が同じことを利用して

色々と悪巧みをするのだった。

ジェームズのペースにどんどん狂わされていくサイモンは

一体どうなってしまうのだろうか??

ジェームズとは一体何者なのだろうか??



というようなお話です。



これ、映画全体の世界観が非常に魅力的です☆彡


映像は独特な世界観を放ちおしゃれで



またすごく面白いのが


挿入歌が日本の昭和の歌謡曲なんです!!!!!


その日本の歌謡曲が


この映画のレトロでシュールな世界と


もうなんとも言えず絶妙なマッチなんです!!!!!



この世界に魅了されること間違いないと思います♪




ということで


とにかくこの世界にハマってしまった私でありますが!


この映画の不思議な力は


退屈といえば退屈かもしれない流れなのにもかかわらず


もう一度観たくなるという強い引力を持っています!!!




さらに観ていてとっても興味を持ったのは


私は原作であるドストエフスキーの「分身」は


読んだことがないのですが(;´▽`A``


こういった形で映像で表現された世界は


原作ではどのような形で表現されているのだろうということです。


この世界を文章で表現するというのは


なんとも難しそうな感じがしますので


原作はどのように書かれた小説なのだろう??


非常に関心が高まりました!



この「分身」はドッペルゲンガーについて書かれたものですが


1846年にそんな話を書いたドストエフスキーって∑ヾ( ̄0 ̄;ノ


って世界の文豪の凄さを思い知らされる感じがしますね!!




ということで


大満足の作品でした(´∀`)




※ただし!!


 好き嫌いがものすご~く分かれる映画だと思います(;´▽`A``




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