お正月の小豆ご飯とPierre Chanauのアルザスワイン | フランス人の彼との結婚までの道のりとその後のふたり

フランス人の彼との結婚までの道のりとその後のふたり

2012年11月に日本で結婚、2013年2月からフランスに住んでいます。
国際結婚手続きとフランス生活やフランス語の学習記録。
旅の思い出も時々織り交ぜて、庶民の暮らしをお届けします。

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遅ればせながら、明けましておめでとうございます!

気まま更新のブログですが、今年もよろしくお願いします。^^

2020年が平和な1年になりますように!!

 


 

 

ブログが気ままなら、生活スタイルも気ままなので、お正月らしいことは何もしていないのですが、スーさんが実家で食べた赤飯を懐かしんで食べたいと言うので、小豆ご飯を炊きました。^^

 

 

最近は全然作っていなくて、小豆ご飯というメニューがあったことをすっかり忘れていたのですが、そういえば乾燥小豆を買わないとと思って、クリスマス前に買いに行きました。。

 

 

 

たしかBIO(ビオ、オーガニックの意)コーナーにあったなあと探したら、入荷待ちなのか、棚がガラガラの状態で、残念ながら小豆はありませんでした。。
 
それで、もしかしてと思って、オリエンタル食材コーナーに行ったら、いつも買う白ゴマと同じメーカーのharicots rougesがありました!^^
 
それで乾燥豆と、あと時短になるかなと思って、缶詰も一応買いました。
 
 
 
左側は1㎏入りで3.50ユーロ前後、右側の缶詰は400g入り(固形分250g)で1ユーロしなかったような?

 

フランスで便利なインゲンマメでも書きましたが、haricots verts(アリコ・ヴェーr)は文字通り「緑色の豆」という意味ですが、インゲンマメのことで、haricots rouges(アリコ・ルージュ)は「赤色の豆」→→→小豆と言いたいところですが、、、実はこちらは赤インゲン豆、キドニービーンズでした。。涙

 

 

画像は、Picard公式ウェブサイトより

 

仏:Légumes à la mexicaine

1㎏入り 3.95ユーロ

 

LES INGRÉDIENTS
Haricot rouge 40%, tomate 12%, pulpe de tomate 9,6%, poivron rouge grillé 8%, maïs 6%, oignon préfrit 6% (oignon, huile de tournesol), poivron vert 5%, eau, huile d'olive, oignon grillé, épices, purée de tomate, chili en poudre 0,8%, ail, coriandre, amidon de tapioca, thym.

 

日:味付きメキシカン野菜ミックス

1㎏入り ¥843(税込)

 

原材料
赤インゲン豆、トマト、トマトパルプ、グリル赤ピーマン、素揚げ玉ねぎ(玉ねぎ、ひまわり油)、とうもろこし、ピーマン、オリーブオイル、グリル玉ねぎ、トマトピューレー、にんにく、パプリカ、食塩、コリアンダー、クミン、でん粉、タイム、赤唐辛子、白こしょう、ローリエ

 

 

 

冷凍食品専門店のピカールに、メキシカン野菜ミックスとかチリコンカンがありますが、これに入っている大きな赤色の豆がharicot rouge(赤インゲン豆)なのですね。小豆と全然違いますよね、、涙

 

この豆を使ったご飯を作っているレシピも探すといくつかありましたが、この豆は崩れやすいみたいで、ご飯が炊きあがってから後入れで混ぜるというもので、赤飯とは全然違うことになるみたいです。

 

それで、クリスマスに小豆ご飯を作るのは断念したのでした、、、

 

 

 

リベンジで、年末にBIOショップのNATURALIAで乾燥小豆を買いました!
ちゃんとHARICOT AZUKIって書いていますね!
 
500g入りで、2.90ユーロぐらいでした。(一応オーガニックですが、中国産です、、)
 
 
右側のキドニービーンズ(赤インゲン豆)と比べたら、ずいぶんと小さいです!
 
 
HARICOT ROUGE AZUKIとも書かれていますね。(ちなみに、複数形にはsが付いて、Azukisになります。)
 
キドニービーンズのほうも、小豆のほうも、tremperという動詞を使って、パッケージに豆の戻し方の時間が書かれています。
 
 
昔買った電子辞書があることを思い出し、この頃たまに使っているのですが、その中の小学館ロベール仏和大辞典によると、
『料理』(水に)〔豆〕を浸して戻す, ふやかす.
と書かれています。
 
 
通常なら12時間水に浸して戻し、それから塩を加えた3倍の量の水でコトコトと45分煮ないといけないところですが、今回も簡単な裏ワザを使うことにしました。^^
 
 
 
その裏ワザとは、魔法瓶で時短するというものです!^^
 
右のものは一時帰国で買った普段使い用、真ん中は食卓のお湯用で、左のものが余ってたので、これを使いました。
 
 
お米はスーパーで普通に買える、フランス産のカマルグ米を使っています。1kg入りで1.70ユーロ前後です。
 
昔、日本で一人暮らしをしている時、イオンの2㎏入りのお米が980円ぐらいしたと思います。もちろん、日本米とは味は比べ物にならないですが、かなり節約に貢献しております。^^
 
 
わたしはいつもこのカマルグ米2合に、キヌアを大さじ2杯と白ワイン大さじ2強を追加して、3合強の水で炊飯しています。
 
今回は、乾燥小豆50~60gを使い、白ワインを大さじ3強に変更、水の量も適当ですが普段よりほんの少しだけ多めにしました。
 
 
乾燥小豆をさっと水洗いして、魔法瓶に入れて、熱湯を入れて30~1時間ぐらいで最初のお湯は捨てました。(味が土臭いからです。)
 
それから新たに熱湯を加え、魔法瓶の中で2時間~2時間30分くらい放置しました。
 
本当はもう少し長いほうがよかったけれど、早く炊かないとご飯の時間がせまっていたので、このくらいの時間になりました。
 
まだちょっと堅い感じですが、結構大丈夫でした。^^
 
 
2回目のゆで汁(?)の色はこんな感じです。

 

 

白ワインは、クリスマスに飲んだ残りのアルザスワインを使いました。
 
750ml入りで、6ユーロ弱ぐらいだったと思いますが、さすがはお店のお勧め品になっていただけあって、すごく濃厚で甘くて飲みやすく、とてもおいしかったです!
 
でも、二人ともビールのほうが好きなので、全部は飲めずに残っていたのでした。
 
 
Gewurztraminerと書かれています。これは、ブドウの品種ですが、日本ではドイツ語読みのほうで知られているようで、ゲヴュルツトラミネールと言うそうです。
 
アルコール度数は、12.5%です。
燻製の魚やアジア料理、フルーツタルトに合うそうです。
芳醇で力強く、スパイスとライチの香り、と書いてあります(?)。
 
 
ゲヴェルツトラミネールについて
ゲヴェルツトラミネールという品種は、“Traminer(トラミナー)”というブドウ品種がイタリア北部から運ばれ、1511年頃アルザスで栽培が始まりまったと言われており、「スパイシーなトラミナー」という意味の「ゲヴェルツトラミネール」と呼ばれるようになりました。冷涼なエリアを好む品種で、果皮はうっすらとピンク色しており、ワインになるとオイリーでしっかりとした風味を持ち、ライチやバラ、スパイスの豊かで多彩なアロマが特徴的です。
ワイン通販エノテカのページより
 
 
この記事によると、辛口ワインや貴腐ワイン、遅摘みのブドウでつくられた極甘口ワインに使われるそうですね。
 
すると、今回のワインは遅摘みのブドウなのかもしれません。^^
 
 
 
アルザス地方、おとぎ話の世界のようなコルマールから8kmほど離れたBennwihrという小さな町で瓶詰めされたワインだそうです。
 
Pierre Chanau(ピエール・シャノー)、さすが、知る人ぞ知るワイナリーですね。お手頃価格なのに、とてもおいしい!!
 
 
署名が黄金の印字で誇らしく輝いています!
 
 
しかし、、、
 
 
実は、こちらは、フランスのスーパーAUCHAN(オーシャン、オション)のプライベートブランドらしいです。^^
 
AU・CHANの言葉遊びでCHAN・AUになるという、お茶目なネーミングです。^^
 
 
でも、PB商品ではありますが、なかなかおすすめです!
 
(注:商品自体にはどこにもAuchanの名前は出ていないので、あくまでも推測の域を出ませんが、、^^)
 
普段ワインはあまり飲まないのですが、次買うとしたら、またPierre Chanauをチェックしてみようと思います。^^
 
 
そうこうしていると、普通の白米炊飯モードでちゃんと炊き上がりました!
 
やっぱり小豆が堅めではありますが、噛み応えがあって好きな感じです。
 
 
さくっとステーキと一緒に食べました。肉との相性もよくて、とてもおいしかったです!!
 
 

これまで小豆を使うということをすっかり失念していたのですが、栄養滋養もあるみたいだし、これからちゃんと使っていこうと思いました。

 

日本の友人からお餅を送っていただいたので、ぜんざいも簡単な方法で作ってみたいです。^^

 

 

 

 

カシオ CASIO 電子辞書 エクスワード フランス語モデル XD-SR7200 71コンテンツ

ところで、電子辞書はこれの旧モデルを持っています。2012年に買って去年ぐらいまで存在を忘れていてずっと使っていなかったのに、電池がまだ使えていてびっくりしました!

スマホの重さに慣れてしまうと、ちょっと重たく感じるけれど、紙の辞書よりは断然軽いし、インターネットがなくても使えるし、究極の省エネですね。^^

 

タイガー 水筒 350ml サハラ マグ ステンレスボトル 軽量 バレンシアオレンジ MMZ-A351DO

こちらは昨年の一時帰国の時に買ったものですが、ドイツに行った時も、行き帰りの電車の中で温かく飲めたので助かりました。^^

 

タイガー 水筒 200ml サハラ マグ ステンレスボトル 軽量 パウダーピンク MMP-J020PP

今は、ポケトルというポケットサイズの小さな魔法瓶がじわじわ人気があるらしいですね。

近場にちょっとだけ持っていきたい時に、350mlより小さいサイズがあったら便利だなあと考えていたので、次はタイガー最小サイズの200mlも買おうかと思っています。ポケトルの120mlよりは大きいですけど、夢重力の軽さに感動したので、タイガー一筋でいきます。^^

 

トリンバック ゲヴュルツトラミネール [ 白ワイン 辛口 フランス 750ml ]

こちらは、Pierre Chanauではなく、アルザスの生産者で唯一、フランスのミシュラン3つ星レストラン全てで採用されている、名門のワインだそうです。^^