新年の抱負でフランス語の勉強をしますと毎年恒例の決意をしたので、その気分がなくならないうちに、アマゾンJPでフランス語の文法書を注文して実家宛に送りました。
わたしはこの本をすぐに手に取ることはできませんが、勉強するって決めたよねっていう、いわば人質みたいな存在です。＾＾
購入したのはこちらの文法書です。
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母に重さを測ってもらうと、715gもあるそうです。。
昨年末に1900gほどのお宝便を航空便＋書留で送ってもらったのですが、送料が3000円を超えてしまっていたので、やっぱり高くつくなあと思っていました。。
こちらは、郵便局の「国際郵便料金表」の2kg以内の小型包装物（small packet）の抜粋です。小包扱いではなく、通常郵便物扱いになります。
個人的に日本の郵便局からフランス宛に小型の荷物を送る方法は、今のところは航空便しか手段がありません。（国際eパケットという方法もありますが、母に頼むのは現実的ではありません、、）
こちらは2017年クリスマスの時に書いたブログですが、以前はSAL便という、航空便と船便の間の送料設定があったのですが、フランス宛は当時から取り扱いが休止しているままなのです。（フランス発の場合はもうずいぶん前から航空便しかないので、このまま復活しないかもと思ったり、、）
では、急がないなら船便で送ればいいかなとも思いましたが、郵便局のウェブサイトによると、残念ながら2014年1月から船便の通常郵便物（手紙や2㎏までの小型包装物）では書留が付けられないそうです。
買った文法書は3888円と結構値段が高かったので、書留なしで紛失したら悲しいですしね。。
一時帰国中に買っておけばよかったですが、その時は本を買ったりする余裕もなかったですし、仕方がありません。
この頃はアマゾンJPが直接海外宛に発送してくれるサービスがありますね。
昔は、アマゾンUSを始め、UK、DE、CNで日本宛に買ったことがありましたが、日本→フランスというのはまだ試したことがありません。その理由は、やっぱりフランスでの輸入時に課税されるのを避けたいからです。
海外通販個人輸入の場合、150ユーロ以下なら関税はかかりませんが、消費税のような付加価値税TVA（仏：Taxe sur la valeur ajoutée、英：Value-added tax、VAT）が1ユーロからかかり、これが基本税率20%なのでかなり高額です。それに加えて、郵便局La Posteなどの通関手数料もかかってきます。（まあ、あまりにも少額なら課税を見逃してもらえるケースもあるかもしれませんが、、＾＾）
一方、家族や友人に送ってもらったりする個人あての贈り物なら、45ユーロまではTVAも免税になります。
なので、贈り物として贈ってもらうほうが課税のリスクは減りますが、SALがない今は、個人間は送料が高くつくのですね。。（通販なら個人向けよりも安いビジネス用の送料設定がありますものね。）
アマゾンJPでフランスに直接送ってもらってたらどうだったのか、試してみました。＾＾
日本からの輸出になるので、税込み3888円の本は、8%の日本の消費税を除いた税抜き価格の3600円になっています。
送料は1100円で、今は1月8日（日本時間1月9日）ですが、1月13～15日の到着予定で、かなりスピーディです！
ただ、「輸入税等前払い金」というものが1039円加算されていて、送料1100円と合わせると合計2139円が商品価格以外にかかってきています。
これは、輸入税等前払金について 
のページによると、実際の輸入税等がこれよりも少なかったらその差額を60日ほどで返金してくれる上に、これよりも高額でも差額を請求しませんと書かれています。思ったより良心的ですね。^^
●母に送ってもらう場合（800gまでの送料で計算）…日本消費税課税、フランスTVA免税
⓪本代…3888円
①航空便（7日程度）…1500円（書留付きは1910円）
②船便（1～3か月程度）…770円
●アマゾン直接発送…日本消費税免税、フランスTVA課税が前提（ただし1039円を上限として返金の可能性あり）
⓪本代…3600円
①AmazonGlobal海外配送（4～6日程度）…2139円（1100円+1039円）
贈り物のケースとアマゾン直接発送のケースと比べると、確実に安いのは贈り物のほうですが、送料自体はアマゾンのほうが安いですね。
今回の文法書は重いのでアマゾン直接発送でもよかったかもしれませんね。。ただ軽い本なら、今までどおり、贈り物として他のお宝と一緒に送ってもらうのがお得だろうと思います。
この本だけ送ってもらうと送料がもったいないので、他にも何か送ってもらおうかと考え中です、、＾＾