どうなるでしょう~滞在許可証10年用(carte de résident)の申請⑤ | フランス人の彼との結婚までの道のりとその後のふたり

フランス人の彼との結婚までの道のりとその後のふたり

2012年11月に日本で結婚、2013年2月からフランスに住んでいます。
国際結婚手続きとフランス生活やフランス語の学習記録。
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1月22日に県庁で滞在許可証の更新の申請をし、3月5日に受領のお知らせが郵便で届いたのですが、ようやく昨日受取って来ました!^^

仮の証明書になるレセピセの有効期限は4月末だったので、まだ余裕があるので、そんなに急いでいなかったのです。この気の緩みが前回のパスポートを忘れるという失態を招いたのかもしれませんが。。


昨日は火曜日でしたが、復活祭の休日明けということで、前回より早めに県庁に到着するようにしました。休日開けの月曜日は病院なども待つ人でいっぱいで待ち時間が長くなるので、少し警戒していたのです。

9時15分ごろ到着して、総合受付で用件別に発行される番号をもらうと、15番目で、わたしの前には4人しか待っていないことがわかりました!

総合受付の担当者は前回と同じ人にあたりましたが、前回は愛想が悪くてスーさんとは会話するけれどわたしのほうには目もくれないような感じでしたが、今回は愛想がよくて、優しい目でこちらを見てくれました。(スーパーのレジなども同じですが、担当者がまだ仕事で疲れていない時間に行くと、親切な対応のときが多いですね。^^)

そして10分後にわたしの番になり、担当者も丁寧な感じで、気持ちよく無事に10年カードをいただいたのでした♪




1年用と10年用の違いは、今は旧滞在許可証が手元にないのではっきりとはわからないのですが、有効期限の違いと、滞在許可証の種類(Nature du titre欄)がCarte de résidentとなっている点でしょうか。(注:上の写真はわたしではありません。^^)


県庁内にあるコピー機で、新しい滞在許可証のコピーを片面ずつ表裏とって(1枚0.20ユーロでした)、健康保険証Vitaleカード(Carte Vitale)の登録情報の更新のために、そのまま保険の事務所である医療保険一次金庫(Caisse primaire d'assurance maladie、通称CPAM)へ向かいました。

県庁を出る頃には総合受付には長い列ができていて(それでも20~30人くらいでしょうか)、受付担当者は不機嫌モードに近い感じでした。^^


(注:上の写真もわたしではありません。^^)


途中、知人と会ってはやる心をおさえつつ立ち話などしましたが、CPAM(セペアエム)も歩いて行ける距離なので助かります。その近くにアパートの大家さんの所有するレストランがあって、スーさんがここは大家さんのレストランらしいと話していると、大家さんがちょうど店の前から車に乗るところで、お互いにしまったみつかってしまったというような表情でしたが、駆け寄って軽く挨拶しました。


保険事務所のCPAMに到着すると、以前とは様変わりしており、勝手がわかりませんでした。。

以前は、2重の自動ドアから内部に入ると、まず入り口付近に番号札を出す機械があり、中央に大きな受付カウンターがあり、3人の担当者が常駐していて、その右手にある待合スペースで自分の番号が表示されるまでひたすら待つという感じでした。記憶が薄らいでいますが1時間くらい待つことがあったかもしれません。番号が表示されたら、わたしの用件は複雑なものではないので、個室には行かず、この受付カウンターで用を済ましていました。

時々、番号札を取らずに直接カウンターに来る人がいて、ベテラン担当者たちはいつも不機嫌な様子で冷たくあしらっていたものでした。。

今回は、番号札の機械がなくなっており、この中央の大きな受付カウンターもなくなっていて、大きなスペースの左側の奥に、すごく小さな司会者の台のような受付が1つあり、そこから5メートルくらい離れたところから入り口の自動ドアにかけて、10人弱の人々がここでいいのだろうかといったように不安げに並んでいました。大きなスペースの右側、以前待合の椅子が並んでいたところには、椅子が少しだけ置かれていて、なぜか本のないIKEAの本棚のようなものもぽつぽつとあり、がらんとしていました。。この左側と右側の境目には、Vitaleカードを挿入して自分で手続きできる機械が3台並んでいました。(でもどこに並ぶのかは不明でした。。)

わたしたちもこの左側のスペースの列に加わったのですが、司会者台のような受付(若い女性の担当者でした)にいきつくまでの間に、お世話する係のような若い男性が1名いて、並んでいる人々をうまくさばいているようでした。

なんとなく並んでいると、コツコツとハイヒールの音がして、プラチナブロンドのロングウエーブヘアの女性(娼婦風)が司会者台に直接向かうではありませんか!

ぴったりとしたジーンズのおしりは不自然なほどに丸みを帯びていました。。そんなことはどうでもいいのですが、並んでいる人々は唖然としていました。列の先頭の人は車椅子だったか乳母車だったかの2~3人連れで、お世話係の人はこの人たちに、ちょっと待っててください、私が彼女に注意してきます、というように話しかけていました。そして受付台のところに行き、女性に何か言いましたが、女性は受付担当者になにか話して、用件を済ましたのか済ますことができなかったのかわかりませんが、ツンとした感じでまたコツコツと去っていきました。。

あっという間にわたしたちの番が来て、お世話係にスーさんが用件を伝えると、お世話係はその場にある専用の機械でささっと登録情報の修正をし、提出したコピー2枚になにかメモ書きして、数日後にカードをアップデートするために再度来てください、とのことで、受付に行くまでもなく爽やかに用件が終了したのでした。^^


家に帰ると、なんとまだ10時半にもなっていませんでした!

次回、10年後に更新するときにはまた仕組みも変わっていると思いますが、役所もいろいろ改良されてきているなあと嬉しく思ったのでした。^^