まだ薔薇は咲いていないと聞いてシーズンの6月に予約を入れていたが、新緑の軽井沢に早く行きたくなってまず下見に行こう、とレイクガーデンを初めて訪れることにした。
店長が10年前(!)に家庭画報で紹介されていたRUZE villaいうホテルがどうしても気になるという。
バラ園とアンティークなホテルということで、よくある女性向けのテーマパークというイメージを思い浮かべていたが、想像をはるかに超える素敵な場所だった。
軽井沢レイクガーデンはとても広くて森と湖に囲まれ、まるで西洋絵画のような景色だ。
ガーデン内は細部に渡って綺麗に手入れされていて、どの角度から見ても美しく感じられるように作られている。
周りの自然の中に完璧に溶け込んでいて、ずっと昔からそこにある風景のように見える。
思う存分ゆっくりお散歩出来た。
RUZE villaは噴水のあるガーデンの入口の門から入る。
客室が5部屋とラウンジ代わりのリビングの小じんまりしたホテルで、アンティークな家具と小物で埋め尽くされている。
バスルーム以外は何十年も経った部屋の様な設えだったので古い屋敷を改造して作ったのかと思ったほどだ。
お庭には芍薬が溢れるほど咲いていて、こちらもとても居心地の良いリビングの一部になっている。