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最初このホテルの客室棟に入ったとき、(ラグジュアリーコレクション)というわりに天井が低くて廊下が狭いな・・と、私は内心思いました。
ですが、そのあと時間を過ごすうちにこのホテルの良さを徐々に私は気付いていったのです
まず、嵐山の温泉はどんなお湯なのかしら・・と、で部屋のベランダにある檜の専用露天風呂に入ってみると、湯かげんがわたしにとって最良で、そこから見える嵐山が超絶景だったのです
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渡月橋から吉兆までは毎月訪れているので見慣れた景色なのですが、少し高くなっているこのホテルからの嵐山はさらに遠くまで見渡せる景色でした。
翌朝6時に目覚めて早朝の窓を見た時、私はこのホテルの”売り”が上質な京都の景色であることがわかりました。
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かなり高度な京都、高度な日本の捉え方であるなと、このホテルが大好きになりました。
客室棟は新しく建てられたものですが、別棟のレストランが素晴らしい。
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このホテルにはレストランは一つしかないのですが、明治32年に建てられたある財産家の別荘”延命閣”を殆どそのまま生かして使われているとても情緒ある日本らしい建物なのです
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樹齢200年の松越しに嵐山の壮大な景色が見える。
この松の木をメインに建物全体のデザインを決めたのでは?と思うほど・・・
お庭の中には100年前そのままの藁ぶきの屋根のある喫茶室もあり、古いものをそのまま残して新しい物を作っていくということが、全部壊して新しいモノを作るよりずっと大変なのだと感じました。
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私たちは京都に次々出来る外資系ホテルにとても興味があって、新しいホテルが出来ると、日本をどんな風に表現されているのかしらとワクワクするのです。
現代の技術でどんどんグレードアップしていく歴史ある日本の文化や景色をこれからも沢山見てていきたいなと思っています。
ディアマンテmadamマネージャー