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《中国最新情報――編集者コラム》

メールマガジン《中国最新情報》の編集者コラムを移植したものです。

 ネパールで地震があったということで、関係する皆さんにお見舞い申し上げます。飛行機が落ちたり噴火したり、何か世情が安定しないものです。

 チベット周辺で地震とかいうのでミネラルウオーターを酌み上げ過ぎているのでは?と頭をよぎりましたが、変な中国ニュースの読み過ぎですね。あのあたりの山のでき方とかを考えれば、まさにプレートの境界だから起きたということでしょうか。でも、震源が浅いことは意外に思いました。

 それから、大学のネット通販についてはぜひとも並べたい記事だったので、今号で紹介できてよかったです。というのも、昨年末に中国に旅行したとき大学内の寮に泊めてもらったのですが、そのときに、大学の門前にはレジャーシートの上にネット通販の荷物を並べて学生待ちをしている業者をいっぱい見たからです。今は食堂で食事しないで出前をとって食べる学生もいるそうです。本はネットの方が桁違いに安いみたいで、大学に近いのに本屋の実店舗も見つけられない状況でした。

 さまざまな要素が学生をネットに向かわせているのだと思いますが、ネット通販については個人的な興味からも引き続きウオッチしたいです。(ま)
 メールマガジンの冒頭、皇居の近くの温泉別荘云々の話を日本の高齢化の例えとして出しているのは、原文どおりです。誤訳かと思ってネーティブに確認してもらったのですが、間違いはないみたいです。どうしてそういうロジックなのかはよくわかりません。

 メールマガジンをつくるときに、このトピックは日本ではどういう事象に相当するのだろうかとイメージするのですが、では、一帯一路というのは一体何なんだろうなと思います。何だと思いますか。別に一帯一路に限らないのですが、新常態もそうなんですが、用語ではなく、では実質的にどういうことなのかなということを思います。(ま)
 翻訳ボランティア自体は随時募集してはいるのですが、半年に1回ぐらいは広告を出して募集します。ただ、昨秋の募集はうっかり出し忘れていたので、1年ぶりになってしまいました。

 よその翻訳ボランティアはどんな感じかわからないですが、長らく翻訳ボランティアの調整をやっていると工夫みたいなものも出てくる気がします。つまり、翻訳者の関心範囲外&難解なものを依頼→翻訳者にボランティア意欲以上の苦行を強いる→やめてしまうor後でチェック作業が大変→編集が苦しい&メールマガジンが出せない――というようなことにはまらないように、たまに失敗しますが、翻訳者にとってやれそうな話題&内容を模索&依頼していくというようなことです。

 これのネックとしては、翻訳者のやりやすさや字数を優先するため、そのときどきで本当に選びたいトピックを諦める、今は日本人しか参加していないため訳出困難が予想できるスラングが肝のトピックは諦めるということですが、今の陣容でできる範囲、無理のない熱意で継続できることを優先なので、仕方ないかなと思います。

 このメールマガジンはやっぱりしばらく続けていると思うので、翻訳に興味が湧いた読者様がいらっしゃいましたら、教えてください。(ま)