棟方志功記念館の閉鎖を出発の2日前に知り、
金生稲荷神社のほかはどうしようと
調べて見つけたのが高山稲荷神社です
千本鳥居が並ぶ景色が見たいと思ったのです
確か…九州か四国に、
海沿いのアップダウンに千本鳥居が並ぶ
圧巻の景色の神社があって、
訪れた方のブログや投稿を何度か見たことがあります
私はそちらへは行けそうにないなと思っていたので、
青森で見ることができるのなら行ってみたいと思いました
そのため、急きょレンタカー利用となりました
識子さんが紹介なさっていない稲荷神社なので、
どうなんだろうというのは今でも引っかかっていますが、
行ってきちゃいました
出発前に津軽そばをいただきました
ナビをセットし、
確か40キロくらいの距離でしたが、
所要時間が2時間程度と表示されます
走り出してから、あれ?そんなにかかる?
変だな…とひっかかりました
事前の下調べでは、50キロ1時間程度でしたので、
選択した道路が間違えてる?と、
一旦車を停めてナビをセットしなおしましたが、
所要時間は、先ほどと同じです
「40キロくらいで何でそんなにかかるんだ?」
と首をひねりながらも
とにかく行ってみよう!と出発しました
市街地を抜け、のどかな農道を走り、
新幹線の線路下を抜け、ここを行くの?
という山道へ入りました
途中から、玉置神社へ繋がる道のような山道で、
先ほどまで見えていた青空が、
強風とともにあっという間に曇天へ変化しました
カーブが続く坂道で、時速40キロで走るのが精一杯です
助手席の主人が固唾を飲んでいましたが、
かなり標高の高い山道だったようで、
助手席から見えた眼下は落ちたらひとたまりもないと
恐怖を覚える高さで、側溝にハマりそうに走る私に
ヒヤヒヤしっぱなしだったそうです
(しかも対向車もたまにですが現れます)
おまけに熊が出て来ても不思議じゃない所で、
下の沢の方に鹿の群れが見えた時には、
熊が出るかもと本気で怖かったと言っていました
このスピードなら2時間の表示も頷けるわぁ~と
山道が終わってホッとしましたが、
主人はホッとしたなどという生ぬるいものではなく、
色んな恐怖と助手席で闘っていた緊張感から疲れが出たハズです
山道を抜けてからも結構走り、
遠く感じましたが、何とか到着です
参道にいらっしゃる狛犬さん
高山稲荷神社です
正面階段緒すぐ下にいらっしゃる狛狐さん
最初の階段を上るか、右側の坂道を行くか、
主人に確認しました
階段は心臓への負担が大きいので、
坂道を行った方が良いのでは?と思ったからです
この位ならゆっくり登れば大丈夫じゃないかな?
と階段を選択しましたが、これが大きな誤りでした
ものすごく傾斜がキツク、一段が高い…
三分の一くらい登ったところで、
ふくらはぎがパンパンになりました、私
ツリバナ
階段横に花をつけたツリバナがあったり、
花が終わった後のマイヅルソウだったり、
植物の写真を撮りながら休みやすみ登りましたが、
これはナルコユリ?
主人は相当心臓にきたらしく、
体力をほぼ持っていかれました
もうそこからは写真を撮る元気もなく、
真っすぐ拝殿へ向かい、それ以上奥へは行けない、
とにかく最小限の参拝にしました
階段を上ってすぐの所に居らっしゃる狛狐さん
ゼーハーいいながら撮りました
拝殿です(確か…)
しめ縄と彫刻が立派です
スゴイ彫刻です ゼーハーゼーハー
千本鳥居までは、今度は階段を降ります
降りるということはまた登って来なければならず、
どうする?ここで止めておく?
また主人に確認しました
大丈夫、一旦休んだらもう歩けないから、
このまま行こうとなり、降りました
下りで少し体力を回復させたようで、
千本鳥居の前では写真を撮ることができました
千本鳥居が新しい✨青空になりました!
ゆっくりゆっくり千本鳥居を歩いていき、
絶景スポットへと到着
綺麗です
でも相当疲れてました(笑)
絶景スポットから坂道を下って来て、
龍神宮横でこの看板を見つけました。
中に入って天井画を見て良いみたいだよ~
と、主人にだけ分かるように合図(笑)
他の参拝客の方々がいらっしゃる中で
上がらせていただくと、次々続きそうだったので、
途切れるのを待ってから、主人と2人で上がらせていただきました
うわぁ~近くで見ることができて嬉しい
っていうか、この畳のヘリは、
「高野山の金剛峯寺」と、「玉置神社の祈祷所」と
またまた一緒だ!
なんで?これは統一されているの?!
高山龍神宮です
参拝を終えて、階段を上がろうかという時に、
境内を草刈なさっている方がいらして、
軽トラが停まっていたんです
ということは、どこかに道があるということ!
キョロキョロすると目の前にあるじゃないですか(笑)
階段はきついから、この道を行ってみようとなりました。
何だ最初から坂道を選択すれば良かった…
こっちの方が断然楽だった…と主人
だーから(これ以上は言うまい)
車に戻って、さて、どうする?となった際に、
「もうこれ以上はムリなんで、空港へ向かおう」と主人
少々時間が早めでしたが、空港へ行きました
本当は鶴の橋という木造の日本一長い三連太鼓橋へ
行ってみたかったのですが、
そこを歩かせるのは酷だと思い、諦めました。
写真は無いのですが、
道の両脇に白い花の咲く木が
ズラーと並んでいて、
何の木なのか知りたかったんですよね~
とっても綺麗で、愛らしい花でした
でも、分からずじまいです
空港でゆっくりして、食事して、寝落ちして、
無事に飛行機に乗って帰ってきました
飛行時間は40分
あっという間でいいねと2人の意見が合いました
出来ることなら違う季節にまた訪れてみたいです