ジャズコーラス奮闘記 -3ページ目

訂正

前回のセッティング例で書いた、アンシュミってのは

アンシミュの間違いでした。
simulation(シミュレーション)

でも面白いからこのままにしておきますw

ジャズコーラスの使い方あれこれ③マイナーすぎる使い方

久々に長文書いてますね。
ふっかんです。

最後はマイナーすぎる使い方、です。
マイナー・・・なのに何故書くか・・・というと
これも立派な使い方として知っておいて欲しいからです!


その5 サブウーファー代わり
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たとえばプリ + パワーアンプで音作ってたとします。

で、ライブするハコが普段のトコより大きかったとします。

音が散ってしまい音圧が稼げません。

プリは音作ってて動かせないし持ってるパワーアンプで補える
ローは限界がある(もしくはイコライザーがついてない)

そんな時の中音の補強に使います。

使い方のポイントは以下の2つ

・JCの音が出過ぎない程度にローとボリュームをカチ上げる
・JCにマイキングはしない(マイキングはパワーアンプ以降のスピーカーのみ)

完全に低音補強用ですね。

コレ、実際に使ってました、
社会人になってからのオリジナルバンドでギター → ZOOMの9.2tt(マルチ兼プリ)
→ CRATE POWER BLOCK(小型のヘッドアンプ、パワーアンプの代わり)
で音作っててどうしても中音ショボいなーって時の隠し味として。

でも欲かくとJC前に出てくるのであくまでバランスが重要です。


その6 アンプシュミレーターのモニター + 中音担当
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コレは実用的だけど実際は見たことない!

どういう事かというと、 アンシュミの信号はダイレクトボックス通して直接PAに送ってしまう(キーボードみたいなモン)、外のスピーカーから聞こえてくる音はアンシュミから出たアンプサウンド。

でもそれじゃあキャパの小さいハコの最前列のお客さんとか、弾いてる本人は何聴けばいいの?
(ギター弾いてる人はモニター聞けばいいけど)、って問題が出てきます。

その時にジャズコをモニター代わりに使うって方法です。

ポイントは、
・JCにはマイキング不要
って事ですね。

で、コレは試したことないけど何で紹介したかったていうと、
コレを大規模にしたバージョンの使い方をするプロのバンドがあるって事です。

かなりうろ覚えやけど、weezerが来日したときのセッティングは、
ギター → PODpro → PA直行
        →PODの音はマーシャルのリターンからキャビでモニターって雑誌で見たことがある。

あとマリリンマンソン時代のJOHN5もキャビシュミレーターから宅に送ってたけどステージではギター鳴らしてたはず。

共通点は 
・ハコのデカさに干渉されない
・一回音作ってしまえば何処でライブやっても音一緒。

って事でしょうか。

なのでアンシュミ派で規模の大きいハコでやる人にはいいかも知れません。

あと宅録で作った音をそのまま使いたいって人にもオススメ。

俺はギタリスト3人のバンドでライブハウスのアンプが2つしかない(マジで)という状態の時、V-AMPを直接PAに送ってライブしました。

ただアンプがそんだけのライブハウス。当然モニターも一人一台あるワケがなく、
殆ど自分の音が聴こえなかった!!って苦い経験がありますw



・・さて、どうでしょう。
普通に使ってたJCでも視点を変えれば様々な用途があるかも知れません。

今回の使い方は、結構俺の私見が多く入ってるので試してみると案外違うってところがあるかもしれないので、なんかあったらコメください。

また、こんな用途がある、ってのがありましたら、教えてください。

お付き合いいただきありがとうございました。

それでは!!











やっぱチューブアンプ弾きたいんじゃボケェェェェェェェェェ!!!!!

台無し

ジャズコの使い方あれこれ②あんま見ないけどそこそこ使える編

気が向いたときは連続で更新。ふっかんです。

さて、その①に続いて今回はあんま見ないけどそこそこ使える編、です。
で、気付いたんやけど、これブログ書いてるスペースと実際に表示されるスペースが異なるため、若干改行がおかしいな。

まあ、気にしない。


その3  プリアンプをリターンにつないでアタマ挿げ替え。 
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大体のアンプのセンド → リターン端子って流れがどうなってるかっつーと

ギター → アンプのプリ部分 →(ここにセンド、リターン端子に差した信号が来る) 
→ アンプのパワー部分 → アンプのスピーカーから出力

って流れなんで(例外もあると思うけど俺は知らん)

JCのプリ部分をすっ飛ばしてパワーアンプに直結する、って寸法です。

ジャズコは音が硬いって言ういわれのない(???)酷評はプリ部分にある、と仮定した上の対処ですね。

ちなみに俺は社会人になってからバンドやり始めて、リードギタリストがマーシャル使う場合は大体この使い方してました。

ギター(レスポールカスタムかリアをハムに交換したストラト)→ ケトナーのTUBEMAN → JCのリターンって感じで。

これ単体でバンドのアンサンブルまかなうのは正直かなりつらいけど、
ギターボーカルでサイドギター担当だとこれもOKでした。

あと大学時代、一緒にバンドやってたギタリスト(10コ年上)からADAのMP-1ってチューブプリアンプ(一時期メタリカとかエクストリームのヌーノが使ってたやつ)を口車に乗せられ1万で買って、ためしにスタジオで鳴らしてみたらスゲーいい音がして感動したことがありました。

結局実用化しなかったのはラック式のプリアンプなんで運ぶのが面倒だった・・・w

そのMP-1は働き出して身の回り整理するのとギター買うために下取りに出しちゃったけど、ちょっと後悔してる・・・。

あ!思い出したけど、JCにMESA BOOGIEのV-TWINはやめた方がいい!!
鼻づまりみたいな音になってどう頑張ってもいい音出せなかった。
(ただV-TWINはマーシャルのJCM2000リターンにさすとハイ上がりなマーシャルの特性と相殺されてブギーっぽい音になる)
それもMP-1と一緒に売ったんだっけか。


その4 アンプシュミレーターをリターンにさしてアンプ偽装
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原理はその3と同じ。
要はJCの特性をなしにしようと(JC涙目)
で、前のギタマガで“アンシュミ側のキャビネットシュミレーターはオフにしたほうがいい(キャビ → キャビになるので音が引っ込む)”って注釈があったけど、これは個人の好みに任せます。

何故なら大学時代の俺はキャビシュミオンで使ってたから。
俺の大学時代の遍歴は ①アンシュミ → JCのインプット ②アンシュミ → JCのリターン ③V-TWINとKORGのコンパクト  ④ZOOMのGT-8って遍歴でした。

アンシュミのキャビネットシュミレーターオフにするとラインっぽくなってしまい。
それがまんまJCで再生されるのでザリーー!!って音になってどうしても好きになれなかった。



最近のマルチはもう完全にアンプシュミレーター的な役割が主流になってるので
同じくリターン端子に繋いでも使える奴が大半です。

インプットとリターン交互に繋いでみて、どっちが自分の好きな音出せるか、
検討してみると楽しいですよ。



・・・・


一個だけ罠がある。



JCの型式によっては、
リターンがない奴がある!!


リターン前提で音作ってるといざライブハウスに行ってみて
ジャズコの裏パネル見て絶望することがあります。
(俺は横須賀の某ライブハウスで“あーーー!!”ってなりました)


根気があって、尚且つプリアンプがプログラマルなものであれば、
インプット用とリターン用、二通りで音作りしてライブに望むのが、懸命かもしれませんね。

尚、事前にライブハウスに確認する手もありますが、
あんまアテにしない方がいいです。

JCの裏パネルなんざ、見ない店員さんが殆どです。


さて、次回は最終回、
マイナーすぎる使い方、に続きます。

ジャズコの使い方あれこれ①当たり前編

以前更新したのがいつか忘れるぐらいの放置ぶりでした。
ふっかんです。

さて、今回はジャズコを実際の使い道についてつらつらと書きます。
一部何年か前のギターマガジンに掲載されてたジャズコ特集と重複しますがご勘弁を。

あと、“そんなん当たり前やん!”って突っ込みたくなる
使い方もありますが、それはご愛嬌。

その1  直
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あんま見ないけど、エフェクターなしで直結。

エフェクター買えんのかい!って突っ込みたくなるけど、
意外に侮れません。

使用するケースとしてはこれまで見た中では下記の通りになります。

①完全クリーン要因
歪ませない。
これで使ってるバンド結構あって、俺が知ってるトコで有名なのでは
メタリカ、リンプビズキット、マッドヴェイン。
歪みは別のアンプで作ってクリーンだけはスウィッチャーで切り替える。
耐久力に優れたアンプだけに上記のようなバンドでもツアーで引き回しても大丈夫!!

それとセミアコみたいなギターで本体側のトーン絞ってメロウなトーン出すときも
真価を発揮するアンプです。
試しにJCをフラットなセッティングでこれやってみると結構いい音します。
音の立ち上がり早いし。


②ちょっと歪ませる要因
ディストーションノブをちょっと上げて
(感覚だとノブをひねって“カチッ!”て言う程度)
あとはストラトとかのシングルコイルのギターでピッキングで歪ませる。
騙されたと思ってやってみると、これも結構いけます。

何?歪まない?またはいい音がしない?
それはピッキングをちょいと研究してみましょう。
気が向いたらそれも記事にします。


その2 エフェクターかます。
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多分巷で使われてるJCの8割はこの使い方でしょう(俺リサーチ)。
お好みのエフェクターでどうぞ。

コンパクトだと
著名なギタリストではBOØWY時代の布袋さんはJC+歪みはPROCOのRATだったと記憶してる。
シングルコイル + RATとかブルースドライバー(以下BD)なんか結構侮れないし、
昔俺が対バンしたまかロニ研究所(という名前だったと思う)
のギターさんスゲーいい音する!と思って機材みたら、
ギブソンのSGスペシャル → BOSSのオーバードライブ 
→JC-120 以上 だって驚愕した事がある
(あれ?これ過去にブログで書いたっけ?)

あと大学サークルのslipknotのコピバンですげーラウドな歪みだと思ったら
メタルゾーン直結だったりとか(笑)

俺は一時期KORGのオーバードライブをチャンネルリンクで使ってました。
その後BLACKSTARのディストーション(真空管内蔵のやつ)に鞍替えしましたが
デカい会場で音量だすと案の定音割れしましたね・・・。

マルチエフェクターだとBOSSのGTシリーズはアウトプットのキャラ選択に
JC-120があるってくらいの囲い込みっぷり。

上記のKORGのちょっと後くらいにZOOMのGT-8とJCでライブ回ってました。
正直大学のサークルでのライブ程度なら十分でしたね。

さて、一気に書こうと思いましたが
なんかスゲー長いことになりそうなので一旦区切ります。

ジャズコの使い方あれこれ②あんま見ないけどそこそこ使える編につづきます。

ジャズコ使用時の歪みエフェクター選び(失敗編)

たまーに、気が向いた時と時間が有るときしか更新しません。
ふっかんです。

今回はタイトルの“歪みエフェクター選び”について、ざっくり概要だけ、
今の考えをだべりたいと思います。

・・・


あー・・・


なんだ、その・・・


・・・一言で言っていい?
(はよ言え)


それはね・・・・。


ジャズコ使ってる人が歪み選ぶとき・・・
ジャズコで鳴らす前提に立ってエフェクターを選ばなければいけない”!!!

・・・それだけ?

・・・それだけです・・・・。


なんじゃそらーーーーーー!!と突っ込まれそうな気がします。
ごめんなさい。


でも、これ意外と大事なんです。
なぜなら、一般にいい、と言われてる歪みもんのエフェクターが、
一概に“ジャズコに繋いだ時にいい歪みが得られる”とは限らないんです。

具体的なシチュエーションで説明します。

みなさん大体歪みに限らずエフェクター買う時って、
大体楽器屋さんに行って試奏すると思います。

楽器屋さんに行くと結構な割合で置いてるアンプはジャズコ、そしてマーシャルのコンボタイプが置いてるところが多いと思います。もしくはそれに近いコンボタイプ。

マーシャルのコンボタイプってクリーンのセッティングでも結構コンプレッションのかかった、
いいー音がするんですよね。

んで店員さんが適当なギター(シングルかハムか選んで)持ってきてそのマーシャルでセッティングしてギュオーン!!とか派手なグリッサンド鳴らすわけですよ!!
“おお、雑誌のレビューで見たとおり(そのレビューも怪しいんだが・・)、いい歪みやん!!”と思うわけです。

んでメタル好きは知ってるメタルリフを、バリバリのロック好きはジャキジャキのカッティング鳴らして期待は確信に変わります!!

“よし!これ買います!!”


そして待ちに待ったスタジオの当日。
貴方は(いつの間にか語り口になってるな・・)自慢の新兵器を持って意気揚々とリハーサルに赴きます。

バンド仲間に“新しいエフェクター買ってんでーw”とか言いつつエフェクターケースを開け、
ギターを繋ぎ、

JC-120にプラグイン!!!!!


“ゲジョーーーーン!!!”

・・・んんんん??

何やこれ・・・!?

店で弾いた音と違う!!

時すでにおせち(違う、遅し、しかもとっくの昔の時事ネタやん)。
・・・どうやら貴方の選んだエフェクターは、
ジャズコには適さなかったようです・・・。

一般的な言い方をすると、チューブアンプを補助的に鳴らすエフェクターにこの傾向が強いと思います。ブティック系のエフェクターで大枚はたいて買ったらこれにドツボって事がたまにあります。

つーかね、俺が一回コレで完全に失敗したクチなんですよ・・。
高校時代に買ったマーシャルのジャックハマーってハイゲインの歪みもんが新しく発売されて、
当時の所持金では大金の部類に入る一万円を出して買ったわけです。

んで、防音室のあった友達の家でリハしてるときにどーーーーがんばっても音が割れて、
楽器屋で弾いた感動の音が得られず、
後になってそいつの家のアンプがJC-160って事に気付いた、と・・・。

まあ当時はギター自体も2万円くらいのやつで、
ピッキングのタッチとかも今より絶望的に悪かったわけで、
時節が変われば音も変わるんじゃないかと思ってました。

んで、10年たって秋葉原の楽器屋で同じジャックハマーが叩き売りされてて、
試しにジャズコで試奏してみたんですが、
・・・やっぱ同じ感じでしたorz

・・・いや、当時よかマシな音出たけど!!

確実な対処法としては、日頃ジャズコ使うって事がわかってる人は楽器屋の試奏の時は、
ジャズコ使いましょうって当たり前の結論です。
だから俺もジャズコ使うバンドの時はエフェクター試奏する際は必ず、
“JC-120で音出しさせてください”って店員さんに言います。

ついでに言うと前回のジャズコで陥る罠を防ぐために、
極力リハに近い音量で弾くこと。

まあそんな事したら確実に店員さんすっ飛んで来てボリューム強制ダウンの刑に処されるので、
そこは各自戦うか(何とだ)、あるいは音量上げたときのジャズコの音をイメージして試すしかありません。

速報ですが、最近になってヤマハミュージックメディアからディストーション大辞典なる本が出てきて、
これのイクイップメントを見たらアンプはJC-120で鳴らしてます。

DVD見てみたら、聴こえる聴こえるジャズコの悲鳴(苦笑)
定価12万超の超高級ディストーションが悲しい音出してるのを見て泣きたくなりました・・・。

そんな中でもいくつかこれいいんちゃう!?って音を出してるものがあり、
共通している点は、
“繋いだアンプに関わらずそのエフェクターの音が鳴る”という事でした。
乱暴に言ってみたらエフェクターが強すぎてアンプの個性を殺すという事ですが、
JC-120をマギャーン!!と歪ませるためにはそこまで決死の覚悟が必要、という事でしょうか・・・。

あとマルチエフェクター派の人は、JC-120を鳴らすのに適した歪みをパッチの中から探すよう頑張ってみて下さい(必ず一個はマシなやつが見つかります)。

長文になってしまいましたが、今回はこれまで。


次号、“じゃあふっかんはどんなエフェクター使ってるの!?”を、お送りします(要望があれば)。

それではみなさま、
びば!ねこ!ちぇえええええええん!!(アメンバーのパクリじゃねーか!!!)

ジャズコで陥る“罠”

放置してました。すみません。

さて、今まで失敗談をつらつらと書いてきましたが、
何故他のアンプに比べてジャズコの音作りで苦戦することが多いのか、
今現在の私の“私見”を述べたいと思います。
音のポリシーは年を重ねるごとに変わるのでこのエッセイ自体の考え方も今後変わるかもしれません。

ギタリストが二人いるバンドの場合、
スタジオやライブハウス備え付けのアンプを使うとなると、
一人がマーシャル、もしくはそれに近い大型のチューブアンプを使います。
そうすると残りの一人は必然的に余ったもう一つのアンプ、
そう、JC-120を使うハメに(失礼!)になります。

コレがまあポップ系の音楽やる場合だったら言うほど難しくもないのですが、
メタル、パンク等の音がゴツいバンドだとどうなるか・・・。

ギタリストの悲しい性か、ハイゲイン系の音作りだとやっぱ音デカくしたいんですよね。
んでマーシャルとか使ってるギタリストはやっぱ音量上げるワケです。

そうすると音量のバランス的に、もう一人のジャズコ使ってるギタリストもボリューム上げる、と・・!

一人で音作りしてる時に作った音より、はるかにデカいボリュームで・・・。

これもあくまで私の私見ですが、ジャズコはある音量を境にイキナリ音が割れ始める感覚があります。
そのボーダーライン越えてしまうと・・・。

それでも音圧でマーシャルに敵わない・・。

今まで見た中で典型例を一つ紹介します。
関西に住んでたときに見に行ったライブでエモ、スクリーモ系が多くでるイベントがありました。
そこの一発目、神戸のアート某ってバンドが(もう解散してるけど、ぼかしたw)、
ギターボーカル:ギブソンのレスポール→KOCHのヘッド持込(キャビはライブハウスの)で、
ギター: ギブソンSG→サンズアンプの歪み→JC-120でした。

んでツインギターが交互に引くバンドのアンサンブルの時・・・!


ギタボ : ゴゴン!!
ギター : シャー・・・
ギタボ : ががん!!
ギター : ジー・・・

・・・見ててあ~~~・・・ってなったw

ギターの人、完全に音圧で負けてます。

じゃあそれを防ぐにはどうするよ!?って話ですが、
やっぱ練習とかリハの時に綿密にギター二人で音作るしかないんですよね。

ライブの時はPAにお願いしてジャズコの外音上げてもらったり。

デカいアンプ使ってる人はちょっと音控えめにする、とか
(これが意外と難しい)。

どちらにせよ、アンプはデカい小さい関わらず、バンドの為の機材なので、
やっぱバンドアンサンブルにあった音量、音質を目指しましょう、というお話でした。


動画で見るJC-120(withエフェクター編)



ジョニーデマ○コさんのハイテンションな演奏を拝める動画でもありますw

“ブルージイなトーンが欲しい時にはコレ!ディストーションノブを上げるんだ!!”

ヒューーーーーーーーン !!! いや、それメタルの常套句ですからwww


そしてそのギターシンセの使い方は・・・・無いw

少なくとも実際の演奏シーンで必要とされることはほとんど無いと思うw


“JC-120はマルチ、コンパクトエフェクターと共に使われる最も優れたアンプです。それがプロにも愛用される由縁です(最期のマ○コ氏の意訳)”

使い方によりけりだと思う・・・w

動画で見るJC-120(フラットな感じ)



全部英語で喋ってるので全部の意味をきいてとれませんが、
この動画がジャズコ本来の魅力について一番端的に語っていると思います。

ジャズ系のリックを何回か弾いていて、それがハマってますね。

やっぱりクリーントーンで本領を発揮するアンプやと思います。

そのせいか2:10あたりでちょっとディストーションかけてるけど
完全にさらっと流したレベルになってますww。

苦悩編

大学一年の当初、本格的なバンド活動を学内の軽音サークルでは断念していたyは、

外バンに活動の場を求めるようになっていった。

しかしコネもくそもない状態だとせいぜい楽器屋のメンボのチラシや

ネットのバンド情報サイトを見て回るしかなかった。



そんな矢先に後輩から教えてもらったのが携帯のメン募サイト。

あまり期待せずに見ていたのだがたまたまギターボーカル募集で

当時愛聴していたMachineheadが好き、という人がいたのでメッセージ送ってみることに。



結果出会ったのが当時園田(尼崎)に住んでいた10歳年上のギターとドラムの方。

(ちなみにそのギターの人とは大学卒業までなんだかんだで一緒にいろいろ行動することになる)

居酒屋で一杯飲んで(大学一年とか時効でたのんます)スタジオに入る日程とコピーする曲を決める。

当時まだ高価だった楽譜を買ってすげえ練習した。

というかギターを覚えるよりもMachineheadの歌を覚えるほうがかなりきつかった!特にFrom this dayのラップとか!!



そんなこんなで迎えたスタジオ当日。ある程度覚えたけど正直自信ないなーと思いながらメンバーと合流。



ドラムの兄さん。なんかすげー凹んでる。

゛あんま出来が良くなくて・・・”とスタジオ入る前からなぜか気が引け気味。

大丈夫かな?と思ったスタジオで待ち受けてるのはやはりJC-120!!!!!

$ジャズコーラス奮闘記


それはもう一人のギターの人が使うことになってyはマーシャルにV-amp接続というなんかバチあたりな機材で臨むことに。

で、そのジャズコ使ったギターの人。使ってたエフェクターが

DODのDEATH METAL!!!!


$ジャズコーラス奮闘記


あとギターがジャクソンスターズのEMG乗っけてたケリー。

知ってる人は知ってるかもしれないけどDODのデスメタルはメタルゾーンに勝るとも劣らないドンシャリサウンドを作り出す名器で、

ジャズコにつなぐとそれはもう、まさにジャズコ特有のガリッガリサウンドを叩き出すワケでして・・・。



で、ドラムの方の演奏は悲しくも曲になっていなく、

パターンが外れたドラムとガリガリのギターの音が響く中、

゛これでよかったんかいな?”とひたすら苦悩しながら、

yはMachineheadの曲を叫びながら、マーシャル+V-ampのしょぼい音でかき鳴らしてました。





・・・しかし大学一年つったら今から7,8年前の事やけど、

なんでyは当時使ってた機材とか克明に覚えてんやろ?

前哨戦編

大学に入ってからジャズコの洗礼を受けた様に今まで書いてきたが、

じつはその前にジャズコ一派との軋轢(?)は存在していた。



高校時代、紀襲というバンドで地元和歌山で活動していた頃、

練習は主にドラマーの家のスタジオ(父親が音楽やってたらしい。羨ましい・・・)でやっていた。

当時まだ音作りのおの字も知らない初心者なyはZOOMのマルチか

マーシャルから当時発売されていたJackhammerというコンパクトを使っていた。



で、ドラマーの家にあったアンプとは・・・。

ローランドのJC-160!!!

JC-120がスピーカー2発に対し、これは4発。

さぞやラウドな音がするだろうと思ったが、音作りに大苦戦。

$ジャズコーラス奮闘記


硬い硬い硬い 音が硬い!!!

しかもソロのミスとかすげー目立つ!!



最初アンプ壊れてるんちゃうかなと思った。

まあ、たまに音が出なくなったりするので実際壊れてたのかもしれないが。



あと、初歩的なミスとして、

小さい音で音作りした後に音をデカくするとまったく聴こえ方が変わるということすらも当時は知らなかった。

これが一番の原因のように思われる・・・。

そしてイコライザーの使い方とかも全く分かってなかったね、今にして思えば・・・。



あと学校のアンプがフェンダーのコンボタイプで、

これもトランジスタやけど比較的音が素直なのでエフェクターで音作りがしやすかった。

逆にJCの洗礼を受けるのが遅かったのがもう一つの原因か。