千代田線読書機構 -4ページ目

失礼だろ

今日は朝から晩までなでしこジャパンだらけ。
スゴいよね。
ワールドカップで優勝だって。
大したもんです。

でも、テレビ観てると、二言目には奇跡だ奇跡だって。
傍観者が言うな。
奇跡ってのは人間業じゃねえだろ。人間がやれないことを奇跡って言うんだよ。
あれだけの事をやった人に対して「おまえ等の力で成し遂げたことじゃありませんよ。神様の仕業ですよ」って言ってるようなもんですよ。
大体、日本ほど奇跡の大安売りしてる国はないでしょ。
大抵スポーツでいい成績出すと奇跡って言われるし。
長さんなんか、シーズンが始まる前にメイクミラクルとか言っちゃうしな。

北海道

ただいま特急スーパーカムイに乗ってます。この時期に北海道旅行とはいいご身分だ、とは思う無かれ。出張です。
この数ヶ月、月の半分は出張で、カミさんには迷惑をかけてます。地デジへの完全移行が終われば、しばらくは落ち着くんだろうな。
落ち着かないと困る。落ち着け。

今乗ってるのは、最近話題の部品が脱落して火事になる機能が付いた電車なんですかね?足元ゆったりで快適なんだが、気になるなあ。

こんなところにいたってしようがないからきえてしまおう

休みの日にまとめて読書がしたいんだがなかなかそうもいかず。
そのくせテレビでくだらない映画を見てしまう時間はある(ちなみにトゥルーライズ)
どうかしてるぜ。

世の中の読書人にはいろんな人がいるもんです。
50年前の小説を読んで「アイデアが古い」って言ってみたり。
速く読むのがえらいと思ってる人とか(同様な例に酒に強いとえらいと思ってる人と言うのがあると思う)。
そういったなかで理解できないのが
「風呂で読書する」という方々。
風呂に紙製品持って入るなよ。
俺の血縁者にも図書館で借りた本を風呂に持ち込む不届きものがいるけど、
全く理解できん。
どっちか片方にするべきではないかと思うんだけど。
そういえば以前「風呂で読める文庫」と言うのを買ったことがあって。
ただ単に本が紙ではなくてプラスチックでできてるだけだったんだけど、
これがめくりづらくて最低だった。
風呂場で読むんじゃなくて、
内容が読みたかったから買ったんだけど。
中国の怪談集だった。

「風呂」「読書」でググってみたら、
「風呂読書用のブックカバー」と言うのを発見してしまった。
濡れた手で持てるように開いたページの上に透明なカバーがかかるようになってるらしい。

本が濡れるのが嫌だったら風呂場で読まなければいいんじゃないかと思うんだが、
俺のほうが間違ってるんでしょうかね。

お疲れモード

昨日まで岡山出張。

会社が元財団系で
病院の売店やらを運営してるんだけども、
何十年もいい加減な経営をしてきてるので、
膿と言うかヘドロと言うか、
たまりきってるんですよ。
くそったれなものが。
ままごとレベルのサービスコーナーで、
患者たちに迷惑を強いてきたわけです。
患者からかっぱらった金で天下りの役立たず連中の給料が出てるわけです。
人としてどうかと思う。

出張中は疲れちゃって好きな読書も進まず。
読書ペースがガタ落ちで困ってます。
そんな中でも楽しめた2冊。
泥棒は選べない (ハヤカワ・ミステリ 1348)/ローレンス・ブロック
¥819
Amazon.co.jp

泥棒はクロゼットのなか (ハヤカワ・ミステリ 1354)/ローレンス・ブロック
¥714
Amazon.co.jp

泥棒であるところの主人公バーニイ・ローデンバーが
盗みに入った先で別な事件に巻き込まれて、
そっちの事件の犯人にされそうになり、
しぶしぶ解決するという楽しいシリーズ。

主人公バーニイの明晰な頭脳と、
全く無駄のない語り口。
いいシリーズにめぐり合いました。
シリーズはこの先も長いので楽しみですなあ。

心を落ちつける

会社はくそったれな事ばっかりで全く生きがいが無いので、
やはり生活が読書に傾くというか、
頼っちゃうというか、
なんですなあ。

最近は真面目なハードSFとか推理物とかポピュラーサイエンス系には手を出さず、
単純に楽しいエンタメ系を読んでしまうのも自然の成り行き。
逃避です。

最近読んだ本が、これ。

怪盗ニック登場 (ハヤカワ・ミステリ文庫)/エドワード・D. ホック
¥903
Amazon.co.jp

怪盗ニックを盗め (ハヤカワ・ミステリ文庫)/エドワード・D. ホック
¥861
Amazon.co.jp

怪盗ニックの事件簿 (ハヤカワ・ミステリ文庫)/エドワード・D・ホック
¥777
Amazon.co.jp

怪盗ニック対女怪盗サンドラ/エドワード・D・ホック
¥903
Amazon.co.jp

価値の無いものを盗む泥棒、ニック・ヴェルヴェットが主人公のシリーズ。
作者のエドワード・D・ホックは短編ばっかり書いて有名になった人で、
この怪盗ニックシリーズも何十本もありまして、
4冊短編集が出てもコンプリートしてません。
続きを読みたいよ。

4冊読み切ってみて、
そのカコイイキャラクターどもが気に入りました。
価値の無いものを二万五千ドルの報酬で盗むニックだが、
とにかく(本人は否定するが)詮索好きで、
結果的に盗みの対象の影に隠れる犯罪を暴いてしまう名探偵ぶり。

読んでる間は至福のひと時。
こんなシリーズはなかなかないんだよ。
楽しめた。
近いうちに再読だね。