千代田線読書機構 -36ページ目

ギボさん

ギボギボ90分!―と学会レポート/永瀬 唯
¥1,680
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今日はこれ。
時間がなくても読める本です。
対談集みたいなもんだから。

例の「と学会」の例会で発表された、
宜保愛子さんについての研究発表です。
一時期ものすごい話題になった霊能者で、
エジプトに行ってファラオの霊を霊視してみたり、
ロンドン塔を霊視してみたり、
吉村作治を手玉に取ってみたり。
今テレビで活躍されている自称霊能者(霊能者ってのは全員自称だと思いますけどね。証明のしようがないからね)たちの元祖ともいうべき存在であります。

その元祖テレビ霊能者宜保さんのトリックを暴くとともに、
孤独だが真摯な調査法や、
真面目な人柄をも「暴」いてくれてます。

昔から宜保さんにはあまり反感を持ってませんでした。
最近よく出てる髪の黄色い人とか、
よく肥えた方とか、女ヤクザみたいな細くない細木さんとか、
そのあたりはどうにも見る気が起きないんですけども、
宜保さんはなんかひきつけられるものがあったんですよ。
この本にも書いてあるんですけども
たぶんその風貌なんだと思うんですよ。
普通のおばさんっぽいのに、すげえな、と。

宜保さんをインチキ扱いして貶める内容じゃないんです。
むしろ、孤独な戦いをしたサムライのような感じさえするんです。
話の展開も、安楽椅子探偵のような風情があって面白いですよ。


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ハヤカワNF

奇妙な論理〈1〉―だまされやすさの研究 (ハヤカワ文庫NF)/マーティン ガードナー
¥756
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セーガンの本を読んでたら、
セーガンも相当影響を受けたと見えて
何回もこの本が出てくるんですわ。
で、入手した次第。

以前読んだのは10数年前。
疑似科学のデバンキング本としては古典の域に入りますが、
それでもためになる。
というか、全く進化しないんですわ。
このテの話が。
主張が全く進化しないし、
信じちゃう人たちも全く進化してないんでしょうなあ。

セーガンの本も途中なんですが、
とりあえずはこちらを読了しないと。
この連休は忙しいぜ。
読書で。

グルグル

いやもう読書時間がないですよ。

今日は展示会に行ったんですよ。仕事で。
東京ビッグサイト。
あつかった~。

で。
いろいろ資料をもらっちゃったわけですよ。
紙袋いっぱいに。
電車で網棚に荷物を載せない主義を貫きたい俺としては、
どうしても手があかないわけでよ。
夕方なだけに座れないし。
そんなこんなで読書できず。

天体の回転について (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)/小林 泰三
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そこでこれ。
時間がないときは短編集でサラっと。
結構ハードなネタとアイデアで楽しませてくれる小林泰三さんの一冊。
表題作が良いです。
文明から遠ざかった生活を送るある時代の青年が、
そのつまらない人生の中で枯れていくのを嫌い、
太古の昔に建設された(らしい)軌道エレベータに乗り込んで宇宙に向かう。
そしたら、軌道エレベータの案内役に意味不明の言語(日本語)で喋る萌えキャラが出てきて、
あれやこれや、という話。
こう書くと軽そうだけども、そうでもないんですよ。
表題作の通り、「天体の回転について」きちんと説明されてるしね。
ほかにも興味深いお話が詰まってました。
表紙がこんな感じなので、少々買いづらかったですが。

気を楽に

なんだかストレスが強い職場で。
にっちもさっちもいきませんよ。
腐ってるねえ。

東京物欲道場―デジモノステーションPRESENTS/松尾 スズキ
¥1,260
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そんな時には松尾スズキだ。
ヘラヘラ笑って少しは気が晴れます。
別に表紙を見てニヤニヤしようってんじゃないです。
表紙もいいんですがね。

松尾スズキがデジタルグッズを使ってみて、
感想を述べつつ、その商品に新たな名前を付けるという趣向で、
雑誌連載の単行本化ですな。

とにかく電気関係に弱い著者が、
頑張って使ってみる家庭も面白いですよ。
特に音声認識のできるICレコーダーのくだりなんか最高です。
そして使ってみた感想とともにつけられるイカれた名前。
あ~、こいつにはかなわんな、と思わせるセンスです。
正直、うらやましいですよ。
面白いこと書いてそれが商売になるっていうのがねえ。

カールとコンタクト

悪霊にさいなまれる世界〈上〉―「知の闇を照らす灯」としての科学 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)/カール セーガン
¥861
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今日はこちら。
まだ読み始めたばっかりです。

「科学の子」カール・セーガンの偽科学信じちゃいけない論です。
相変わらずためになる文章をお書きになるお方だ。
日ごろ、「なぜ偽科学を信じないのか」と言われても
明確な答えができなそうな気がするんですよ。
でもこの本には答えが書いてある。

昔っからセーガンが好きで。
何冊も読んできましたが、
今書店で手に入るのはこの本の上下巻と
新潮文庫から出てる1冊だけ。
それに対して、オカルトや偽科学の本は、
毎月焚きつけにするほど出版されています。
嘆かわしい国ですね。
まあ、どこぞの学会の方が
都議選で出馬した全員が当選しちゃったりするイカれた国だから、
しょうがないかとも思いますよ。ええ。