今回、被災地で受け入れていただいたのは、
東京の MEDIA SURF COMMUNICATIONS さん
http://www.mediasurf.co.jp/ と、
世田谷自由大学のみなさん
http://www.freedom-univ.com/home/
が被災地に作った基地、
一般社団法人 ハートクイエク 仙台 BASE CAMP。
http://www.heartquake.jp/ja/basecamp/
今回は、日本バーベキュー協会としては初めて被災地に入るので、
今、現地ではどのような状況なのか、何が必要なのか、それを知るための視察です。
若林地区の農家さんの津波で壊れた納屋に メディアサーフさん達が作った棚や、テーブルを置いて、基地にしていました。
もちろん、炊事もでき、冷蔵庫もありました。
宿泊はみんなテント
移動は自転車。そして自転車を改造した乗り物で荷物を運びます。
若林地区は海岸から2キロ離れた農家が集まっているところで、
津波が来た日、高さ2~3メートルもの津波が 海岸から4キロ離れたところまで
きたみたいです。
この写真の奥が海。
海からここまでは田畑が広がってたようです。津波で何もなくなってしまいました。
高さ2~3メートルの津波なので、どの家の1階部分が被害をうけていました。
私たち日本バーベキュー協会は3日間のうちの1日しかお手伝いできませんでしたが、
その1日におこなったのは、まず午前中には「海岸冒険広場」というところのお掃除。
「海岸」とう名がつくだけあって、海はすぐ目の前でした。
奇跡的に助かったその公園に当日勤務されていたスタッフの方が
当時のお話しをしていただきました。
涙ぐみながら 津波のお話しをしてくださいました。
「海岸公園に少し高台があって、津波が来た時にそこへ逃げたから助かった。
しかし、その高台は管理室より海側にあったので、
まさに海にむかって走らなくてはいけなかったから、正直、これでいいのか本気で迷った。
でも、あの高台に、あのタイミングに逃げたから助かった。
少しでも間違っていたら今は生きてないと思う」と。
公園の管理室ももちろん津波によって被害を受け、
壁の2メートルのところに津波の跡が残っていました。
ここにはBBQエリアがあったようです。レンガでつくったカマドがたくさんあったのが、
全て流されてしまった。
公園の真横は 回収された瓦礫の収集所になっていて、、高さ7メートルもの
瓦礫の山が海岸沿いに約3キロずーーと続いてました。
津波前は、このあたりは松林がずら~と並ぶキレイな場所でしたが、今はこの光景です。
この光景を見たときに、今回の津波の被害の大きさを実感し、思わず何も話せなくなりました。
あの光景は一生忘れないと思うぐらい衝撃を受けました。
公園の掃除を終え、スタッフみんなで写真。
この海岸冒険広場は、今後、再開する可能性が低く、将来、このあたりには
津波対策として高さ6~7メートルもの防波堤ができる予定だそうです。
午前中の清掃作業を終え、午後からはハートクイエク 仙台 BASE CAMPで
マシュマロBBQ。
ハートクイエク 仙台 BASE CAMPさんの告知で集まっていただいた
被災地の方々。少しは喜んでいただけたのでしょうか。まだわかりません。
この若林地区も被害の大きさから、ほとんどの方が仮設住宅へ移動されて、
今後、このエリアに住めるかどうかもわからない状態。
なかなかマシュマロや他のイベントでたくさんの人が集まるというのは難しいのかもしれません。
でも、そんな中、今回来て頂いた方に、少しでも人が集まる楽しさを知っていただけたのなら
それでいいと思います。
今回、被災地を目の当たりにして、
ひっきりなしにトラックやダンプカーが走ってたり、
あちこちになぎ倒された木や、電信柱、グチャグチャになった車が、まだまだたくさん残っている状況の中、私たち日本バーベキュー協会ができることは、いったい何なのか、とても難しいことだと思いました。
今、必要なのはやはり、まだまだあちこちにある瓦礫の撤去作業、そして焼却、
人が生活できるような土地整備、他、
とにかく気が遠くなるような長く大きな国レベル支援や復興計画。
でも、そんな中でも、
県外から、そして仙台で被害が少なかった地域の方々が、
地元のみなさんに少しでも心の希望や小さくてもいいから喜びを持ってもらえるよう頑張ってらっしゃいます。
メディアサーフの方は「今、津波で木々が倒されたり、塩害で枯れてしまってるから、
今後、いろんな木を植樹していきたい」とおっしゃってました。
そして今は畑をされてます。
海水をかぶってしまった土、塩害を受けた土には農作物が育たないといわれているのですが、
みるとレタス畑が。。 しかも青々と育ってます。
なぜ?と聞くと、
「塩害にやられた土だけど、一か八かダメもとで畑に苗を植えたら
けっこう育って、私たちもビックリ」と。
どうやら、塩のミネラル分が土に入り、もしかしたら前よりも栄養素が増え
育つ野菜も良い状態なのかもしれないらしいです。
今後、塩害を受けた土で作物を育てる研究課題になりそうとおっしゃってました。
「ダメもとでもやってみた」 これ、すごいですよね。
日本バーベキュー協会も、けっして大きなことはできません。
被災されている方にお肉をふるまうのも何か違う気がします。
検定の時に説明がある「BBQは人と人を繋ぐコミュニケーションツールの一つである」
そんなBBQの根本的な意味で、被災地に人に人と人が集まる喜び、一緒に食べる喜びを
伝えていけたらなと思います。




















































