JAZZをあなたに -2ページ目

こんにちは

初夏の風も爽やかな..とは なかなか季節通りには行かない昨日今日

クリーニングに出した厚手の上着の登場の日もあったりしましたが

どうやらこの週末は真夏日に近い地域もあるようで 

体調管理にはお気をつけください

 

パウエル派のケニー・ドリュー(p)はコルトレーンの初期の傑作「ブルー・トレイン」(57年)

における名演で決定的な名声を確立したのだが その後レコーディングの機会に恵まれず

不遇の50年代を過ごし61年に渡欧し 

コペン・ハーゲンの「カフェ・モンマルト」のハウス・ピアニストとして活動を続ける

72年にスティーブルチェイスでのレコーディングをきっかけに

世界的なハード・バップ・リバイバルの先駆者として 

50年代を超える名声を確立した

 

今日のjazzは

名手ウイルバー・ウエア(b) & フィリー・ジョー・ジョーンズ(ds)を迎えての

アルバム「Pal Joey」は40年代のヒット・ミュージカル「パル・ジョイ」から

 

全曲がリチャード・ロジャース&ロレンツ・ハートのコンビによるもので

I Could Write a Bookは圧倒的にヴォーカルでの録音が多いが

このトリオのスウィング感が良い

 

Bewitched, Bothered and Bewildered

私は狂おしく迷い 子供のように泣いたり笑ったりするようになった

私は魅惑され 悩み うろたえる ....と云った”ラヴ・ソング”

 

いつも拙いブログにお立ち寄りいただきありがとうございます

良い週末を ではまた .............

 

Kenny Drew - piano
Wilbur Ware - bass
Philly Joe Jones - drums
Recorded:October 15, 1957

 

I Could Write a Book Kenny Drew

 

Bewitched, Bothered and Bewildered  Kenny Drew

 

Bewitched, Bothered and Bewildered
2  Do It the Hard Way
3  I Didn't Know What Time It Was
4  Happy Hunting Horn
I Could Write a Book
6  What Is a Man?
7  My Funny Valentine
8  The Lady Is a Tramp

 

 

kenny drew dark beauty(74年)

 

 

 

 

こんにちは

大型連休も終わり 何となくシンドイ感じの今週も今日は週末

この土日くらいはユックリと過ごしてはどうでしょう

今朝は寒いくらいでしたが 明日からは夏日もあるとのこと

この寒暖差には いつもながらの事ですが体調管理には十分に気をつけたいものです

 

今日はjazzヴォーカルです

 

Thou Swellは27年にロレンツ・ハート&リチャード・ロジャースのコンビで書かれ

ボビー・トループのオハコで64年の来日公演でも小粋な唱法を披露した

従来は早いテンポでデュオに適した曲だが

ここではステーィシー・ケント独特のテンポで歌唱をしています

(ThouはYouの古語です)

 

Say It Isn't So ”アメリカのシューベルト”と呼ばれるアービング・バーリンは

比類なく美しいワルツを何曲か書いている

Always & All Alone & What 'll I Do & Remember等々

そしてこの曲は不滅のアメリカン・ワルツとして愛唱され愛聴され続けている

 ジム・トムリンソン(スティーシーの夫)のサックスが心地よい

 

今日のjazzはスティーシー・ケントのアルバム”hushabye mountain”から

Thou Swell Say It Isn't Soです

 

いつも拙いブログにお立ち寄りいただきありがとうございます

今日のjazzはお気に入りくださいましたか ?

ではまた...............................

 

 

Thou Swell  stacey kent

 

Say It Isn't So  stacey kent

 

 

01 Too Darn Hot
02 All I Do Is Dream Of You
03 Say It Isn't So  
04 Hushabye Mountain
05 Thou Swell  
06 It Might As Well Be Spring
07 My Heart Stood Still
08 Polka Dots And Moonbeams
09 Under A Blanket Of Blue
10 Close Your Eyes

 

hushabye mountain

 

ステーシー・ケントとジム・トムリンソンの共演盤

「JIM TOMLINSON & STACY KENT "the lyric"」

 

 

こんにちは

 

ゴールデン・ウイークも後半にはいりました 楽しんでいますか

お仕事の方 ご苦労様です

 

先日 熱っぽく 一日半寝ていました 

気温が高いからと云って半袖で出歩いて 

夕方 少し冷えるなと思っていたら ゾゾッとして... これがダメ .....

 

 

今日はベン・ウェブスターを聴いてみます

ベンはスウィングjazz時代の*三大テナー奏者と云われ絶大な人気を博した

彼の演奏の特徴は荒々しい豪快さもあるが

情熱を秘めた如き吐息を思わせるブレス・コントロールを用い

独自の抒情味を表現し ”バラード奏者の第一人者" となった

*(ベン・ウェブスター&コールマン・ホウキンス&チュー・ベリー)

 

今日のjazzはベン・ウェブスターのアルバムKing of the Tenors から

Don't Get Around Much Anymore
40年にデューク・エリントンが名アルト奏者ジョニー・ホッジスのために書いた曲
二年後ボブ・ラッセルが詞を付けて以来多くのシンガーが取り上げている

ここではベニー・カーターがホッジスの雰囲気を感じさせる演奏を聴かせる

 

Tenderly ウォルター・グロスが46年に書いた曲で 

メロディ・ラインは美しく歌詞も粋で気品がある 

この曲を得意としているアーチストが三人いる

ローズマリー・クルーニー(vo) サラヴォーン(vo)そしてオスカー・ピーターソン(p)

この三人はこの曲を何度もレコーディングしている

また この曲の名演としてアルバムKing of the Tenorsでの

ベン・ウェブスターの演奏も取り上げられている

 

 

いつも拙いブログにお立ち寄りありがとうございます

素敵な休暇を では................

 

Ben Webster - tenor saxophone
Benny Carter - alto saxophone 
Harry "Sweets" dison - trumpet 
Oscar Peterson -piano
Ray Brown-bass
Alvin Stoller-drums
Recorded:May 21, 1953

 

Don't Get Around Much Anymore Ben Webster

 

 

Tenderly  Ben Webster

 

1  Tenderly    
2  Jive At Six  
 Don't Get Around Much Anymore   
4  That's All  
5  Bounce Blues  
6  Pennies From Heaven  
7  Cottontail  
8  Danny Boy 

 

 

Rosemary Clooney – With Love

こんにちは

 

いよいよ ゴールデンウィークのスタートです  最長で十連休ですか...... 

この期間 お仕事の方もお見えでしょう ガマンしてガンバッテ.......

お天気はどうでしょう 

新たに熱中症警戒アラート基準も見直されたようで心配な情報ですね

充分にお気をつけください

 

今日のjazzは ほんの少しだけレアなアルバム..と云うか興味深い一枚で 

オスカー・ピーターソンの発掘・ライブ盤をご紹介します

 

ピアニスト オスカー・ピーターソンは単なるjazzピアノ・トリオではなく 

「ザ・トリオ」と云われるまでに高めていった

ピーターソン・トリオはオーソドックスなタイプなもので あり方を変えようとはしなかった

彼らはピーターソンを頂点にしレイ・ブラウン(bass)エド・シグペン(drums)

の三人自分たちが楽しみ

その楽しみを聴き手と共有することに終始した

だからこそピアノ・トリオにありがちな マンネリズムも乗り越えられたと思います

 

今日のjazzはオスカー・ピーターソンの「The Oscar Peterson Trio Live in Lugano」から二曲

ビル・エヴァンスの書いたWaltz for Debby と

My One and Only Loveはロバート・メリン&ガイ・ウッドの書いたラブ・バラードの傑作です

 

1964年 スイスの南に位置する ルガノでのライブ録音です

 

いつも拙いブログにお立ち寄りありがとうございます

素敵な週末を そして思いっきり自由な休暇を楽しんでください

では.............................

 

  Oscar Peterson (piano)
  Ray Brown (bass) 
  Ed Thigpen (drums)
  Recorded on May 26, 1964

 

   Waltz for Debby 

  

 

   My One and Only Love  

 

  1.  Waltz for Debby 

  2.  My One and Only Love  
  3.  Blues for My Landlady 
  4.  Con Alma 
  5.  I Could Write a Book 
  6.  It Ain’t Necessarily So 

 

  

 スイスのルガノ

 

こんにちは

 

この頃は夏日の日もあり 服装に気を配るのにタイヘンですね

街では「春の装い」とは程遠い ”夏”の方を多く見かけます

でも 夜は少し冷える この寒暖の差がいけません

 

今日は三曲です 面倒ですね わがままでスミマセン 次回から短縮します 

 

フランスの天才ミュージシャン「ミシェル・ルグラン」が自作の曲を弾く

オペラ界の女王「ジェシー・ノーマン」がルグランの曲を唄う 

今流に云えば ”超一流のミュージシャンがジャンルを超えてのコラボレーション”

当時 話題の一枚「Jessye Norman sings Michel Legran」が今日ご紹介のアルバムです

(曲名がフランス語表記はフランス語で歌唱 英語は英語で歌唱)

 

二十七・八年前のアルバムですから情報源は専門誌 各誌大絶賛でした

当然ですね ルグランとノーマン 共に各分野で最高峰の域に達した二人の共演とあって

jazzファンのみならずクラシック・ファンも大いに期待をしたものです

 

今日のjazzはアルバム「Jessye Norman sings Michel Legran」から

 

一曲目「The Summer Knows」(映画・思い出の夏Summer of '42)は

人妻ドロシーを演じたジェニファー・オニールを一躍人気女優に押し上げた一作

少年の思春期を捉えた話題の作品でした

ルグランのjazzピアニストとしての洒落たセンスが伺える

 

二曲目はYou Must Believe In Spring    (映画・ロシュフォールの恋人たち)

67年のミュージカル映画でカトリーヌ・ドヌーヴと実姉のフランソワーズ・ドルレアックの共演で話題

ここでは名手ロン・カーター(bass)が上手さを聴かせる

(ビル・エヴァンスは同名タイトルのアルバムで素晴らしい演奏を吹き込んでいる)

 

三曲目はLes Parapluies De Cherbourg   ( 映画・シェルブールの雨傘 )

64年の映画で主演はカトリーヌ・ドヌーヴ 映画の中でルグランの実姉が唄っているシーンがある

曲名がフランス語で書かれているのでジェシー・ノーマンはフランス語での歌唱している

ここでは ロン・カーター(Bass) グレイデイ・テイト(Drums)は外れていて

勝手な感想ですが  二人が外れたことで

ジェシー・ノーマンは4ビートを意識せずに本来 ? の歌唱を披露しているように聴いた

 

いつも拙いこのブログにお越しいただきありがとうございます

では...........................

 

Vocals – Jessye Norman
Piano – Michel Legrand
Bass – Ron Carter
Drums – Grady Tate
Rec: 1997

 

The Summer Knows

 

You must believe in spring 

 

Les Parapluies De Cherbourg 

 

01. The Summer Knows    (思い出の夏)
02. Dans See Yeux    
03. Je Vivrai Sans Toi   ( I Will Say Goodbye)
04. What Are You Doing The Rest Of Your Life    
05. I Was Born In Love With You    
06. Dis-moi    
07. Les Enfants Qui Pleurent    
08. The Moon And I    
09. Celui La    
10. Les Moulins De Mon Coeur (The Windmilles Of Your Mind)    
11. You Must Believe In Spring    (ロシュフォールの恋人たち)
12. La Valse Des Lilas    (Once upon a summertime)
13. Afterthoughts    
14. Les Parapluies De Cherbourg   ( シェルブールの雨傘 )
15. Between Yesterday And Tomorrow   

 

 

 

*参考アルバムとして72年に発売されたサラヴォーンがルグランの作品に取り組んだ

「SARAH VAUGHAN AND MICHEL LEGRAND」(72年)があります

 

 

 

 

こんにちは

 

桜 開花・満開前線北上中 

これから ゴールデン・ウイークにかけて

年間を通して最も良い季節になります

只 この季節が年々短くなってきているような気がするのは私だけでしょうか

 

今日はヴォーカル盤からのご紹介となります

国内のアルバムが続いていますが 小林桂「NATURE BOY」から二曲

 

「HOW ABOUT YOU?」は41年の映画「ベイブス・オン・ブロードウェイ」で

ジュデイ・ガーランドが唄ってヒットした

好きな事柄を挙げ その都度あなたは?と問う洒落た内容

ステージでは 歌手が文句を変え 何が出てくるのが楽しみなな曲であり

これはヴォーカルで聴く曲であると思います

歌手のセンスで唄う これはjazzの魅力の一つですね

 

「THEY CAN'T TAKE THAT AWAY FROM ME」

ガーシュインの書いた曲で これは邦題がよい ”誰も奪えぬこの想い"で 

”帽子の被り方 お茶の飲み方 ナイフの持ち方 調子外れの歌い方 .........

これ等 貴方の想いでは誰も私から奪えない”

と洒落た内容の曲となっている

 

いつも拙いブログにお越しくださりありがとうございます

では............................

 

小林桂 vocal
納谷嘉彦 piano
岩見淳三 guiter
安ヵ川大樹 bass
田鹿 雅裕 Drums
rec:nov 2003

 

HOW ABOUT YOU?

 

THEY CAN'T TAKE THAT AWAY FROM ME  

 

01  AS LONG AS I LIVE
02  IF I HAD YOU
03  CALL ME
04  I FALL IN LOVE TOO EASILY
05  A FOGGY DAY
06  HOW ABOUT YOU?
07  BODY AND SOUL
08  STOMPIN' AT THE SAVOY
09  NATURE BOY
10  THEY CAN'T TAKE THAT AWAY FROM ME
11  NA-GA-SHI-ME PLAY
12  THE SHADOW OF YOUR SMILE
13  WHAT A WONDERFUL WORLD
14  BEYOND THE SEA
15  NA-GA-SHI-ME PLAY(CM version album mix)

 

 

 

 

 

こんにちは

桜..春爛漫 と云ったところです

 

四月に入り入学・入社と希望に胸膨らませ...

長い人生のなかで幾つもあるケジメの一歩の中でも

大切なスタートのような気がします

先ずは健康に留意しガンバッテ........

 

この頃 話が長いとの自省から簡潔に参ります

 

このブログに掲載したjazzアルバムからの曲のご紹介の多くはスタンダード・ナンバーです

スタンダードのはっきりとした定義はよくわかりませんが

私の思うところ 何となくですが古くは1920年代~1960年前後に作られた楽曲が

ミュージカル・映画用で演奏され唄われ また時を経て使われたりもして

何らかの形で世に出てヒットしたものであり 

いわゆる その時代の「流行歌」であると思います

 

今日のjazzは

すでにスタンダード・ナンバーの仲間入りをしているのではないかと思われる

耳慣れたミュージカルに使用された名曲をご紹介いたします

 

細川千尋のアルバム「SEASONS OF LOVE-BROADWAY JAZZ GROOVES」から二曲です

 

一曲目は「Memory」 キャッツ(81年)からから

 

二曲目は「I Dreamed a Dream 」(夢ぶれて)は80年の「レ・ミゼラブル」からとお馴染みの曲です

 

いつもこの拙いブログにお越しくださりありがとうございます

ではまた .......

 

細川千尋(Piano)
井上陽介(bass)
Sebastiaan Kaptein(drums)
album by SEASONS OF LOVE-BROADWAY JAZZ GROOVES

Rec:2022


Memory

 

I Dreamed a Dream 

 

01. Seasons of Love from ‘RENT’  (シーズンズ・オブ・ラヴ〜「レント」)  


02. Send In the Clowns from ‘A Little Night Music’ 

     (悲しみのクラウン「リトル・ナイト・ミュージック」) 


03. Another Day of Sun from ‘La La Land’  

    (アナザー・デイ・オブ・サン〜「ラ・ラ・ランド」)


04. Sun and Moon from ‘Miss Saigon’  (サン・アンド・ムーン〜「ミス・サイゴン」)


05. Chim Chim Cher-ee from ‘Mary Poppins’ 

     ( チム・チム・チェリー〜「メリー・ポピンズ」)


06. Memory from ‘Cats’  (メモリー〜「キャッツ」)


07. One from ‘A Chorus Line’ (ワン〜「コーラス・ライン」) 

 
08. I Dreamed a Dream from ‘Les Misérables’ (夢やぶれて〜「レ・ミゼラブル」)


09. A Million Dreams from ‘The Greatest Showman’ 

     (ミリオン・ドリームズ〜「グレイテスト・ショーマン」)


10. Music of the Night from ‘Phantom of the Opera (オペラ座の怪人」より)    


11. 再生 -REBORN(細川千尋オリジナル)

 

 

 

 

こんにちは

 

桜の開花だよりも聞かれる今日この頃

また春の嵐があちらこちらで猛威を振るうが

思うところに 咲いて間もなく吹き荒れ 散ってしまうより.............

 

今日は国内のアルバムからのご紹介をします

 

かって 大御所カウント・ベイシーは常にこう云っていたそうです

「バンドの中の主役はテナーだ テナーが自由に即興演奏を吹くときにジャズの醍醐味が生じる

それに比べたらリズム・セクションも他のセクションのソリも脇役にすぎない」

勝手な想像にすぎませんが レスター・ヤングへの忖度あっての言葉のように思えてなりません

 

アルバム「SEA HORSE」 は宮沢昭の最もヒットした作品で

グランド・ホテル浜松でのクリスマス・コンサート(1989.12.21~23)からのライブ音源です

 

前述のベイシーの大編成での脇役の話にこだわりますが

ここでは竹内晴美(p)が脇役ながらも才を発揮している

地元浜松ならずとも全国に竹内晴美の名を知らしめ

宮沢昭のベスト・アルバムを生んだ要因の一つと思います

サイドの良しあしがアルバムの評価を左右させる良い例と思います

 

勝手なタイトル付けをするなら「宮沢昭with竹内晴美トリオ」と お叱りを受けそうです

ちなみにbassの竹内俊介はご主人です

 

今日のjazzは

宮沢昭のアルバムSEA HORSEから「STARDUST」

ホーギー・カーマイケルが失恋の失意のなか夜空を星屑を見て生まれた曲と云われる

このアルバムの全曲良いが この曲がベストと思います

只 音源がライブとあって各曲の尺は長いです

 

「TAKE THE A TRAIN」はデューク・エリントンの分身とも云われた

ピアニスト ビリー・ストレイホーンが書いた名曲中の名曲

楽団のオープニング・テーマでもあった

 

宮沢昭の出典は寡黙で「SEA HORSE」では絶賛されるも

ストリングスをバックに吹き込んだ「'Round Midnight」ではムード・テナーと評される

*ムード・テナーを否定するものではない

 

この頃 話が長い 気を付けます

いつも拙いブログにお越しくださいましてありがとうございます

では.........


宮沢昭 ts
竹内晴美 p
竹内俊介 b
小津昌彦 ds
1989.12.21~23 グランド・ホテル浜松にてライヴ録音

 

STARDUST

 

TAKE THE A TRAIN

 

01 GREEN DOLPHIN STREET
02 IN A SENTIMENTAL MOOD
03 POOR BUTTERFLY
04 BABY SEA HORSE
05 STARDUST
06 TENOR MADNESS
07 I CAN'T GET STARTED
08 TAKE THE A TRAIN
09 IF EVER I WOULD LEAVE YOU

 

SEA HORSE

 

竹内晴美  河童のあやまり証文 For Sons(1983年)

 

 

 

 

こんにちは

 

お彼岸も過ぎたと云うのに朝晩冷えますね

寒がりの私には まだまだ暖房が必要です

 

今日は久しぶり ? にヴォーカル盤からのご紹介としましょう

私の所有の殆どがインスト盤です

エヴァンス マイルス コルトレーン ドルフィ 等々を追っかけるのに精いっぱいで

jazzヴォーカルを聴き始めたのもある程度年を重ねた頃からです

 

このブログの掲載でも8割2割と圧倒的にインスト盤からが中心となっています

ヴォーカルを聴き始めて遅くにヴァースの意味合いを理解し

元祖御三家と云われたエラ サラ マクレーを聴き尽くしたものの 

新御三家のダイアン・シュアー ダイアン・リーヴス カサンドラ・ウイルソンには

未だにほんのカジリ程度です

 

jazzヴォーカルはピアノ伴奏が好きです

こじんまりとして親しみやすく何故か安心します

ゼイ肉を落としたスッキリとした伴奏によりシンガーの声 

個性が最もストレートに身近に感じられるところにあります

またシンガーと伴奏者が目と目を合わせる呼吸が伝わってきます

 

今日の一曲目はそんな感じが充分に聴きとれます

ヴォーカル いいですよね 

 

今日のjazzはヘイリー・ローレンのアルバム「THEY OUGHTA WRITE A SONG」から

 

「As Time Goes By」は私がこの曲がすきなものですから何度も掲載しています

名画カサブランカのテーマであり ハーマン・ハプフェルドの書いたもので

大袈裟のようですが ”人生の真実 愛の必要性” をこれほど率直に表現した詞はないと思います

 

「God Bless the Child」はビリー・ホリディの自作自演の名曲で

ここではヘイリー・ローレンが曲調を変えての作品となっています

 

いつもこの拙いブログにお越しくださいましてありがとうございます

ではまた ......................

 

 

Halie Loren(vo)
Matt Treder(p)
Mark Schneider(b)
Brian West(ds)
Tim McLaughlin(tp)

 

As Time Goes By

 

God Bless the Child

 

01. They Oughta Write a Song
02. A Whiter Shade of Pale
03. Blue Skies
04. Autumn Leaves
05. Fever
06. God Bless the Child
07. My Rainbow Race
08. Perhaps, Perhaps, Perhap
09. How Should I Know
10. Summertime
11. I Don't Miss It That Much
12. The Dock of the Bay
13. As Time Goes By

 

 

 

こんにちは

 

先ほど お城の公園へ出かけたら

沢山の人であふれていました

汗ばむほどの陽気で 春本番でしょうか

 

今日はウエス・モンゴメリーのアルバムをご紹介します

 

彼のヒット作は数多く有りどれを取り上げても

今も名盤として名を残しています

ウエスの代名詞でもある

完全無欠のテクニック オクターブ奏法は

一言で申せば不必要な中間弦のミュート方法に尽きると私は思います

 

今日のjazzはウエス・モンゴメリーのアルバムから

オリジナルでSomethin' Like Bags

 

ハリー・ウオーレンの書いた45年のミュージカル映画「diamond horeseshoe」から

バラード・ナンバーでI Wish I Knew  

 

二曲ともハンク・ジョンーズが良い味を出しています

 

Wes Montgomery – guitar
Hank Jones – piano
Ron Carter – bass
Ray Barretto – conga
Lex Humphries – drums
Recorded:August 4, 1961

 

Somethin' Like Bags

 

I Wish I Knew  

 

 

1  Twisted Blues
2  Cotton Tail
I Wish I Knew
4  I'm Just a Lucky So-and-So
5  Repetition
Somethin' Like Bags
7  While We're Young
8  One for My Baby 

 

    

 

雑然としているように見えてますが

何処に何があるかが よくわかっている棚です