Jessye Norman sings Michel Legran | JAZZをあなたに

こんにちは

 

この頃は夏日の日もあり 服装に気を配るのにタイヘンですね

街では「春の装い」とは程遠い ”夏”の方を多く見かけます

でも 夜は少し冷える この寒暖の差がいけません

 

今日は三曲です 面倒ですね わがままでスミマセン 次回から短縮します 

 

フランスの天才ミュージシャン「ミシェル・ルグラン」が自作の曲を弾く

オペラ界の女王「ジェシー・ノーマン」がルグランの曲を唄う 

今流に云えば ”超一流のミュージシャンがジャンルを超えてのコラボレーション”

当時 話題の一枚「Jessye Norman sings Michel Legran」が今日ご紹介のアルバムです

(曲名がフランス語表記はフランス語で歌唱 英語は英語で歌唱)

 

二十七・八年前のアルバムですから情報源は専門誌 各誌大絶賛でした

当然ですね ルグランとノーマン 共に各分野で最高峰の域に達した二人の共演とあって

jazzファンのみならずクラシック・ファンも大いに期待をしたものです

 

今日のjazzはアルバム「Jessye Norman sings Michel Legran」から

 

一曲目「The Summer Knows」(映画・思い出の夏Summer of '42)は

人妻ドロシーを演じたジェニファー・オニールを一躍人気女優に押し上げた一作

少年の思春期を捉えた話題の作品でした

ルグランのjazzピアニストとしての洒落たセンスが伺える

 

二曲目はYou Must Believe In Spring    (映画・ロシュフォールの恋人たち)

67年のミュージカル映画でカトリーヌ・ドヌーヴと実姉のフランソワーズ・ドルレアックの共演で話題

ここでは名手ロン・カーター(bass)が上手さを聴かせる

(ビル・エヴァンスは同名タイトルのアルバムで素晴らしい演奏を吹き込んでいる)

 

三曲目はLes Parapluies De Cherbourg   ( 映画・シェルブールの雨傘 )

64年の映画で主演はカトリーヌ・ドヌーヴ 映画の中でルグランの実姉が唄っているシーンがある

曲名がフランス語で書かれているのでジェシー・ノーマンはフランス語での歌唱している

ここでは ロン・カーター(Bass) グレイデイ・テイト(Drums)は外れていて

勝手な感想ですが  二人が外れたことで

ジェシー・ノーマンは4ビートを意識せずに本来 ? の歌唱を披露しているように聴いた

 

いつも拙いこのブログにお越しいただきありがとうございます

では...........................

 

Vocals – Jessye Norman
Piano – Michel Legrand
Bass – Ron Carter
Drums – Grady Tate
Rec: 1997

 

The Summer Knows

 

You must believe in spring 

 

Les Parapluies De Cherbourg 

 

01. The Summer Knows    (思い出の夏)
02. Dans See Yeux    
03. Je Vivrai Sans Toi   ( I Will Say Goodbye)
04. What Are You Doing The Rest Of Your Life    
05. I Was Born In Love With You    
06. Dis-moi    
07. Les Enfants Qui Pleurent    
08. The Moon And I    
09. Celui La    
10. Les Moulins De Mon Coeur (The Windmilles Of Your Mind)    
11. You Must Believe In Spring    (ロシュフォールの恋人たち)
12. La Valse Des Lilas    (Once upon a summertime)
13. Afterthoughts    
14. Les Parapluies De Cherbourg   ( シェルブールの雨傘 )
15. Between Yesterday And Tomorrow   

 

 

 

*参考アルバムとして72年に発売されたサラヴォーンがルグランの作品に取り組んだ

「SARAH VAUGHAN AND MICHEL LEGRAND」(72年)があります