№10 無理ムラ無駄、の人生か《ソニー・ロリンズ(ts)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

音譜ご訪問ありがとうございます。
 ジャズサックス「ソニー・ロリンズ」のレコード紹介です。音符

 

あえて『Plays』? 余りないレコードだが。

間延のトロンボーン、張詰めた張感もなく。

ロリンズ「しさ」は、見当たらないんだが。

 

一句

 “ロリンズや 無理ラ無駄の 人生か”

⑩『ソニー・ロリンズ・プレイズ』(57)
《Sonny Rollins Plays》
ソニー・ロリンズ(ts)、ジミー・クリーブランド(tb)、

ビル・コギンス(p)、ウェンデル・マーシャル(b)、ケニー・デンス(ds)。
 

《Sonny Rollins Blog紹介》

⑧『Sonny Rollins Volume1』№8 移籍して、占う音は第一集

 

⑨『Way Out West』(57)№9 馬も歩けば、ジャズが鳴る

 

これは余りかけないアルバム。
Jazz Histricalレーベルで2セッションを収録。
A面にロリンズ、B面にサド・ジョーンズを収録。

 

オリジナルは『Plays』名のPeriodレーベル。

こんなレーベル、余り見かけない物か。

同一ジャケットで、ロリンズのみの収録。

間延びするトロンボーンが、しゃしゃり出るし。
硬質なテナーで、張詰めた張感も特に無い。
大らかでメロディアスな演奏に期待したが大外れ。

「サキコロ」の再演を望む分けでも無いが・・。
その片鱗は全く無く、化不良が止まない。

やっぱ、あのローチのドラムは良かったなぁ~。
とか、「サキコロ」の心残りがず~と後を引く。


大らかにも聴こえるが、げやりなフレーズ。
ロリンズ流・繰返フレーズが見え隠れもする。
だが乗りもなく、「らしさ」が見当たらない。
性感の強いプレイに、がっくしである。

 

 一句

 “ロリンズや 無理ラ無駄の 人生か”

 

音譜 ムラの大きいロリンズ、こんな演奏もあったりします。