№8 移籍して、占う音は第一集《ソニー・ロリンズ(ts)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

音譜ご訪問ありがとうございます。
 ジャズサックス「ソニー・ロリンズ」のレコード紹介です。音符

 

ヒット連発のPrestige、Blue Noteへ移籍。

大らかさから、「がしっ」と肉質な音へ。

とはいえ、気なハード・バップが・・。

 

一句

 “移籍して う音の 第一集”

⑧『ソニー・ロリンズ(第一集)』(56)
《Sonny Rollins Volume1》
ソニー・ロリンズ(ts)、ドナルド・バード(tp)

ウィントン・ケリー(p)、ジーン・ラミー(b)、マックス・ローチ(ds)。
 

《Sonny Rollins Blog紹介》

⑦『Sonny Boy』(56)№7 進化orむら?どっちでも

 

《Donald Byrd(tp) Blog紹介》

⑥『Royal Flush』(61)№6 初録音、H.ハンコック登場


アルバムタイトルがジャズマンの名前。
こんなのは普通、初リーダー作に多いタイトル。

orレーベル籍後の第一作目のアルバム名。

爆発的にヒット作を飛ばしたPrestigeの56年。
そして、ロリンズはルーノートへ移籍。
だから、タイトルは「ソニー・ロリンズ」。

やはりブルーノートの音が「ひしひし」と伝わる。
単なる国内盤だが「がしっ」と詰まった音。

肉質な音が体感できる。


「サキコロ」の音が、脳裏に刻まれてしまって。

ブルーノートの演奏が、好ましく思えない。
太く・明るく、らかなロリンズだったが。

筋肉質のマッチョマンに衣替えしたようで・・。

ブルーノートらしく、2ホーン編成。
バードのラッパだって、在り来りなようで。

ローチの特技「小技」もなく、々と。

 

ブルーノートっぽい、気なハード・バップ。
肩の力を抜いた、まるでジャムセッション。

「まぁあ~」やってみるか、てな感じに聴こえる。

究極のインプロビゼイション&アドリブ構成力。

そんなの無な演奏が聴こえてくる。

即興のスリル何て、何処吹く風としか思えない。

 

 一句

 “移籍して う音の 第一集”


ただ、ブルーノートるロリンズ。

こんな感じが、特徴の1枚でしょうか。
 

音譜 ブルーノート「ぷんん」香るロリンズをお楽しみ下さい。