№6 初録音、H.ハンコック登場《ドナルド・バード(tp)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

音譜ご訪問ありがとうございます。
 ジャズトランペット「ドナルド・バード」のレコード紹介です。音符

 

新主流派の台等、H.ンコックが登場。

バードが発掘し、記念すべきレコーディング。

ピアノに注目、腰砕け「“” バチッ」リズム。

 

一句

 “新人に 期待背わし 魅入るジャズ”

⑥『ロイヤル・フラッシュ』(61)
《Royal Flush/Donald Byrd》
ドナルド・バード(tp)、ペッパー・アダムス(bs)

ハービー・ハンコック(p)、バッチ・ウォーレン(b)、ビリー・ヒギンズ(ds)。
 

《Donald Byrd Blog紹介》

⑤『Byrd In Flight』(60)№5 比べてがっくし、あのプレイ

 

《Pepper Adams Blog紹介》

④『P.Adams Quin.』№4 何て汚い音!せっかくのバラードが


「ギザギザ・ガリガリ」のバリトンサックス。
音を被せたような音は、まるでブルドーザー。
その音は、又もやP.アダムスの登場である。

Blue Noteへ膨大なアルバムを残したバード。
流石Blue Note、多くのメンバーが入替わる。
その中で、特に今回目したいのはピアノ。

 

今後、新主流派の旗頭となるH.ハンコック。
ましてや、当⑥はレコーディングとなる。

若干20歳の人を発掘したのは、バード。
とんでもない偉人を連れてきた。

と、思ってしまう。

ただ、これを聴いてもそのさは分からない。

将来像のハンコックとは、結びつかない。


ただ、「Shangri-la」は面白い。

バッキングとドラムの絡みがしく聴ける曲。


「バチッ “” バチッ」間を空けるドラム。

腰砕けになるリズムとピアノのバッキング。
この絡みとアドリブが何とも愉快だ。

記念すべきレコーディングのハンコック。
そう思うと、どうしてもピアノに注目が。

ハンコックを特別扱いしてしまいます。
人第一歩の響きを、この曲で堪能して下さい。

 

 一句

 “新人に 期待背わし 魅入るジャズ”

 

音譜 けになるドラムのリズムとハンコック(p)の絡みを楽しんで下さい。