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ジャズサックス「ソニー・ロリンズ」のレコード紹介です。
第一回目の「雲隠れ」、欠員で急遽呼出し。
復活のきっかけは、天才C.ブラウンのお陰。
3ヵ月後・名盤誕生、「サキ・コロ」を録音。
一句
“雲隠れ 呼出す天才 名盤に”
③『プラス4』(56)
《Plus 4/Sonny Rollins》
ソニー・ロリンズ(ts)、クリフォード・ブラウン(tp)、
マックス・ローチ(ds)、リッチー・パウエル(p)、ジョージ・モロウ(b)。
《Sonny Rollins Blog紹介》
②『Work Time』(55)№2 「ぶごぉ～」豪快、まさに豪快
《Max Roach Blog紹介》
③『Drums Unlimited』(66)№3 変幻自在！激まくりビート
当③は名盤・代表作と称される。
そんな演奏とは思えないが、どうしてでしょう。
天才ラッパのC.ブラウンが入ってるからか。
だから、名盤扱いされるのか？
ローチ＆ブラウン、ジャズ史を飾る名立役者。
ブラウンは自動車事故で突然死する。
当③は最期の録音で、貴重な扱いはされる。
てなこともあり、名盤扱いされるのでは。
ロリンズは、お二方の影に隠れてしまった。
どうもパッとしない・・・と、思うのだが。
「Valse Hot」は、珍しく三拍子のオリジナル曲。
つい、ブラウンの名演に全集中してしまう。
「ぼっ～」とした音で、豪快なロリンズも聴けず。
だからか、ロリンズに気が留まらない。
ジャズ史の金字塔ローチ＆ブラウングループ。
テナーは本来ハロルド・ランドの予定だった。
彼が欠員となったため、急遽ロリンズを呼出した。
この時、ロリンズは第一回目の「雲隠れ」中。
田舎で閉じ篭りっ放しだったが、呼び出された。
てなことで、当③からロリンズの第一回目の復帰となる。
結局、この録音がきっかけで演奏活動に復帰。
ブラウンのお陰で復活・再開したこととなる。
一句
“雲隠れ 呼出す天才 名盤に”
3ヵ月後「サキソホン・コロッサス」を録音。
名盤の誕生は、天才ラッパ屋さんのお陰。
まさしく、クリフォード・ブラウン様様です。
ロリンズはパッとしないが、天才C.ブラウン(tp)の最期の演奏となります。
