№2 「ぶごぉ~」豪快、まさに豪快《ソニー・ロリンズ(ts)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

音譜ご訪問ありがとうございます。
 ジャズサックス「ソニー・ロリンズ」のレコード紹介です。音符

 

「ぶぉっ~・ぶごぉ~」快、まさに豪快。

ロリンズの看板、個性丸出しリプソリズム。

キコロ」の臭い、ぷんぷん漂わしてくれる。

 

一句

 “今ここに 弾むリプソ ロリンズだ”

②-1『ワーク・タイム』(55)
《Work Time/Sonny Rollins》
ソニー・ロリンズ(ts)、レイ・ブライアント(p)、

マックス・ローチ(ds)、ジョージ・モロウ(b)。



②-2 Prestige PRST-7246(Reissue)

②-1と演奏内容は同じ

 

《Sonny Rollins Blog紹介》

①『Movin' Out』(54)№1 しゃかりきに、はしり回る

 

「ぶぉっ~・ぶごぉ~・ぶっ・ぶっお~」。
豪快・快、まさに豪快。

 

これがロリンズだ、と言わんばかりに吠える。
まだまだ、メロディアスとはちょっと言い難い。
だが、この豪快一発でロリンズと解ってしまう。
しくてしょうがないのです。

どの曲をとっても、ロリンズ・ライクなのだが。
最も演の曲は「There's No Business~」。


ロリンズの個性丸出しのリプソ・リズム。

今後のそんなスタイルを臭わす「Paradox」。
ローチとのバースが息を呑む「Raincheck」。
無伴奏ソロでのトルは、もう堪りません。

まだまだ、棘々しい音の創りではある。
だが、豊かなメロディーは名盤「キコロ」の匂いを漂わしてくれる。
(サキコロ;アルバム・サキソフォンコロッサス)

 

 一句

 “今ここに 弾むリプソ ロリンズだ”


推しの曲は「It's All Right With Me」。
ドラムとのリリングなバトルは聴きものです。

 

17歳でプロ活動をし、当②は26歳のプレイ。
ローチが囃し立てるドラムに若き潮が対抗。

バリバリ吹きまくる音は圧巻です。

 

音譜 ローチのドラム VS ロリンズのトルをお楽しみ下さい。