№2 お国風土!アラウンドに《ラルフ・シャロン(p)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

音譜ご訪問ありがとうございます。
 ジャズピアノ「ラルフ・シャロン」のレコード紹介です。音符

 

オリジナル盤の「つさ」&軽やかピアノ!

太さが加わり、落着いたルージー感に!

全曲オリジナル、World観で魅せるテク!

 

一句

 “アラウンド ールド奏でる レコードに”

②『アラウンド・ザ・ワールド・イン・ジャズ』(57)
《Around The World In Jazz/Ralph Sharon》
ラルフ・シャロン(p)、ラッキー・トンプソン(ts)、

エディー・コスタ(vib)、ジョー・ピューマ(g)、

オスカー・ペティフォード(b)、オシー・ジョンソン(ds)。



②-2 RAMAレーベル・オリジナル(RLP1001)

 

《Lucky Thompson Blog紹介》

①『Lucky Strikes』(64)№1 ラッキー!当るも八卦

 

《Eddie Costa Blog紹介》

①『Eddie Costa 5』(57)№1 誰が叩くも同じ音?

 

①『Easy Jazz』はLondonレーベルの再発盤。
①の薄っぺたさに比べ、当②は「つい」。

RAMAレーベルのオリジナル盤で聴く。


何よりもピューマのギターが違う。
の音が二倍は太くなった、と思うほど太い。
オリジナル盤の違いは、ギターの音の太さ。
胸を圧迫してくる程の「ごつさ」を受ける。

当然ヴァイブもピアノも「ごつく・ごつく」鳴響く。
とはいっても、軽やかに転がるピアノの音。
太さが加わり・落ち着いたルージー感でぐっと迫る。

シャロンは英国出身のジェントル・ピアノ。
「軽やか」が売りのイージーな奴。
と思っていたが、当②は全曲リジナル。

「~Peru」「~Italy」「~Spanish」Etc.
見ただけでも、ワールドワイドな曲名を掲げる。

お国風土のメロディーが行き交うWorld観。
作曲の才をぶっつけ、且つ巧みなアレンジで楽しませてくれる。

 

 一句

 “アラウンド ールド奏でる レコードに”

 

音譜 う~ん、これで「Peru」観を聴く、私にはちょっと分かりません。