№1 英国の!しゃれおつに《ラルフ・シャロン(p)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

音譜ご訪問ありがとうございます。
 ジャズピアノ「ラルフ・シャロン」のレコード紹介です。音符

 

粋な英国紳士、軽く・しゃれつピアノ!

ージャスなVib、ギターでスピード感を!

ためらいもなく、タイトルどおりージーに!

 

一句

 “英国の しゃれつピアノ 粋にのり”

①『イージー・ジャズ』(55)
《Easy Jazz/Ralph Sharon》
ラルフ・シャロン(p)、ケニー・クラーク(ds)、

ティディー・チャールズ(vib)、J.R.モンテローズ(ts)、ジョー・ピューマ(g)、

チャーリー・ミンガス(b)。

 

《尖ったテナーJ.R.Monterose Blog紹介》

②『Straight Ahead』(59)№2 顕在!空間・音埋めフレーズ

 

《ギターのJoe Puma Blog紹介》

①『Jazz』(57)№1 歌伴ギター!邪魔せず・流れ過ぎ
 

軽い、とにかくいピアノの音。
速いテンポにのり、軽い音が跳ね回る。
何のためらいもなく、楽しく&軽く。


タイトルどおり「ージー」だねぇ~。
てな感じのピアノ。

ヴァイブが入ってるとこが

豊かなヴァイブの音が、心地良さを生む。

軽やかさに加え、ちょっとだけゴージャスに。

ギターが参入するとピード感で魅せる。
跳ねるギター&軽やかピアノのお膳立て。
歯切れ良く・小刻みなギターとピアノの相性は抜群。


ところが、テナーが入ると異なるテイストが。
結構がったテナーが、違和感を漂わす。
勇まし過ぎのテナー、一揆に場を壊してくる。

 

軽やかピアノにマッチングすれば良いものを。

だからか、滅多にテナーは加わらない。
音が聴こえると、ごく僅かで姿をす。

 

 一句

 “英国の しゃれつピアノ 粋にのり”


国出身のシャロン。
53年に米、当①を55年に録音。
黒さの片鱗を見せない、粋な紳士・洒落たピアノ。

英国出身というのも、うなづける音創りである。

 

音譜 英国の落た音創りと尖ったテナー、お楽しみ下さい。