№1 眼光&声!天を突く《エタ・ジョーンズ(女性Vo)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

音譜ご訪問ありがとうございます。
 女性ジャズヴォーカル「エタ・ジョーンズ」のレコード紹介です。音符

 

睨みつける、鋭い光の迫力!

眼光まんま、鋭く高く・天をき放つ声!

ドスの節回し、「ぐいぐい」姉御肌の禄!

 

一句

 “眼力に エタこらさっさと げ回り”

①『ドント・ゴー・ツー・ストレンジャー』(60)
《Don't Go To Strangers/Etta Jones》
エタ・ジョーンズ(vo)、フランク・ウェス(fl,ts)、

リチャード・ワイアンズ(p)、ロイ・ヘインズ(ds)、

スキーター・ベスト(g)、ジョージ・デュヴィヴィエ(b)。
 

《Frank Wess Blog紹介》

③『Opus De Blues』(59)№3 肩の凝らない「Opus」や

 

《女性ヴォーカル/Joni James Blog紹介》

⑩『My Favorite THings』№10 クィンテットで!悪ぶった女を

 

そんなに睨みつけなくても。
と、思いたくなる・鋭い光のエタ。
小柄に見えるが、眼光の迫力は凄まじい。

歌声はまさしく「眼光」どおり。
鋭く高い声が、天にき放たれる。
光線の如く・針金の如く、硬い声質がましい。
とても私の好みではないのだが。

素直に、唄い切る潔さ。
ドスの効いた、節回し。
姉御肌の禄で「ぐいぐい」唄い込んでいく。

シャウトする甲さが耳に痛い。
又、絞り込んだ声がどうも頂けない。

勇ましくシャウトする唄声のエタ。

そんな彼女が「bye Bye Blackbird」を唄う。

さて、彼女はこの声質でどう唄ってくれるか。
マイルスD.で有名になった曲に、全集中する。


余りにも黒過ぎる、ブルース臭ぷんぷん。
私のイメージが、一気に塗り替えられる凄さ。
シャウトし過ぎだよ、貫禄あり過ぎなんだよ。

 

 一句

 “眼力に エタこらさっさと げ回り”


もっと・もっとしく唄って欲しいんだが。
これがエタ様らしさ、何だろうが。

と、勝手に思ってしまいます。

 

音譜 エタ様らしく「ぶし」が効いてます、好きではないですが。