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ジャズピアノ「ジェシカ・ウィリアムス」のレコード紹介です。
異端児ジョアン様に継ぐ、女流ピアニスト！
鋭角的突っ込み＆切れの潔さ、スリリングに！
ぐいぐい興味を惹きつけ、感性に留めを刺す！
ジェシカ様で一句
“異端児の 女流ピアノは 腕っぷし”
①-1『オーゴノミック・ミュジック』(79)
《Orgonomic Music/Jessica Williams》
ジェシカ・ウィリアムス(p)、ジム・グランサム(ts)、ヘンリー・ロビネト(g)、
エディー・ヘンダーソン(tp,flh)、リチャード・サーンダースorキム・ストーン(b)、
デイヴ・タッカー(ds)。
①-2 Clean Cuts レーベル (CC703オリジナル)
《Joanne Brackeen Blog紹介》
④『Snooze』(75) №4 炸裂！ハンマー打鍵
②『Special Identity』(81) №2 爆発！障壁破壊もじゃ頭
「Coca Cola？」が、レコード会社？
良く見たら、「Clean Cuts」レーベル。
初物であるが、あまりにもロゴが似過ぎ。
女流ピアニスト、ジェシカ様。
これ又、初物である。
知ってる方って、殆ど居ないのでは？
同じ女流ピアノ、ジョアン・ブラッキーン様。
ダイナミックで豪快・前衛ぽく、大ファンである。
ジョアンに近い異端児さに、親近感を覚える。
不協和音で繰り出すバッキング。
そしてメロディーは、スリリング極まりない。
鋭角的に突っ込んでくる、切れの良い潔さ。
クールさを包み込む、優しさの質感。
そんなアドリブにどぎまぎし、心に浸みる。
オリジナル曲「Up The Entropy Slope」。
２ホーンを巧みに活かしたアレンジ。
抜き出る・突出する、不協和音のバッキング。
パワフル且つ「ヒヤッ」とさせる不安定感。
ぐいぐい興味を惹きつけ、感性に留めを刺す。
これこそ、初物を手にした時の最大の喜びだ。
ジェシカ様で一句
“異端児の 女流ピアノは 腕っぷし”
28歳(76年)の初リーダ作は『The Portal Of Antrim』。
当①は、31歳(48年生)・４作目のリリース。
彼女にとって異色作扱いされている、という。
他の作品を聴いてないが、異端児さが気に入った。
この曲は異端児さを魅せず、ヘヴィーなアレンジで聴かせます。
