№7 だらだら!曇天パリに沈む《デクスター・ゴードン(ts)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

音譜ご訪問ありがとうございます。
 ジャズサックス「デクスター・ゴードン」のレコード紹介です。音符

 

だらだら、らしないプレイが淡々と!

「バシャバシャ」手ドラムが目立ち!

勇ましく・いのテナー、何処に!

 

パリでの録音に一句

 “だらだらと むジャズの セーヌ川”

⑦『ワン・フライト・アップ』(64)
《One Flight Up/Dexter Gordon》
デクスター・ゴードン(ts)、ドナルド・バード(tp)、

ケニー・ドリュー(p)、ニールス・ヘニング・ペデルセン(b)、アート・テイラー(ds)。
《Dexter Gordon Blog紹介》

⑤『A Swingin' Affair』(62) №5 ソ~エ・カリ~ファ!奇声一発

⑥『Our Man In Paris 』(63) №6 曇天パリ!吹き飛ばせ

 

Dmmリイシュー盤だから、音質が酷いのか。

or パリでの演奏が目に出たのか。


テナーの音が細身になり、別人のよう。

か弱い音が頼りなく・けない。
丸く太いテナーは、何処いったのか。


テイラーのドラムだけが、けたたましく鳴り響く。
ワンパターンで手癖感の強いオカズ。

「バシャ・バシャ」しくてしょうがない。

⑥『Our Man In Paris』は勇ましく・勢いで攻めた。
蔵に湧くフレーズのたくましさは何処に。
⑥の翌年、同じパリでの録音だが。

天パリに沈んだか、変わり果てて・・。

だらだらと、らしないプレイが淡々と。
以前のバラードは粗削りでも明るく元気。

こんな取柄を失ない、嫌な「だるさ」が。
らっ~」と無駄な時が過ぎ、聴き所がない。

 

 パリでの録音に一句

 “だらだらと むジャズの セーヌ川”

 

音譜 だらだらと、らしないプレイ。と思うのは私だけでしょうか。