№1 エリート臭!脱臭超絶テク《ローランド・ハナ(p)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

音譜ご訪問ありがとうございます。
 ジャズピアノ「ローランド・ハナ」のレコード紹介です。音符

 

「ガツ~ン」、ブロックコードの量感!
なシングルトーン、雄大なスケール!

脱臭超絶テク、リート臭さはたっぷり!

 

超絶テクで一句

 “雄大に はしる鍵盤 ジャズをえ”
30

①『アット・ホーム・ウィズ・フレンズ』(77)
《At Home With Friends/Roland Hanna》
ローランド・ハナ(p)、ジョージ・ムラーツ(b)、

リチャード・プラット(ds)。

「ピロ・ピロ~」エレピを弾くローランド・ハナ。
というイメージがつきまとっていた。
どうも、大きな勘いのようである。


ラシック畑出身と思わせるテク。
堂々としたピアノサウンドが攻める。
「ガツ~ン」重量感あるブロックコード。
麗なシングルトーンでメロディーがはしる。

ジャズを超え、雄大なスケール観を展開する。
ピアノの素晴らしさを超テクで魅せる。

C.パーカーの曲「Cheryl」。
え、これがパーカーの曲?
と思うほど、代的に仕上げるハナ。

 

 超絶テクで一句

 “雄大に はしる鍵盤 ジャズをえ”


音楽学校を経て、ュリアード音楽院を卒業。
なるほど、このテクに納得してしまう。

ただ、残念なのは「らしさ」が無い。
ジャズらしさ、グルーヴ・乗り、ブルース・・・。
臭味のない「臭超絶テク」とでも言おうか。

 

同じく脱臭「ねちち」ベースのムラーツ。
ただ、小業師ムラーツとは脱臭同志、相性は良いようだ。

 

音譜 現代的に仕上げたC.ーカーの曲、ハナのテクをお楽しみ下さい。