ご訪問ありがとうございます。
ジャズトピアノ「ローランド・ハナ」のレコード紹介です。
「Love For Sale」、迫力勝負したが!
「ドタバタ」、脚を引っ張るドラム!
乗り遅れリズム、日本人の「性」か?
脚を引っ張るドラムで一句
②『グラヴ』(77)
《Glove/Roland Hanna》
ローランド・ハナ(p)、
ジョージ・ムラーツ(b)、モトヒコ・ヒノ(ds)。
《Roland Hanna Blog紹介》
①『At Home With Friends』(77) №1 エリート臭!脱臭超絶テク
どうも、パッとしない「Love For Sale」。
この曲を聴くと、ハンクジョーンズを想い出す。
T.ウィリアムス(ds)のグレイト・ジャズ・トリオ。
ピアノトリオが良く取り上げるナンバー。
スピード感溢れ、迫力勝負のアルバムが多い。
当②は、メリハリ無く・つまらない。
「ごちゃ・ごちゃ」音が乱れ飛ぶ。
だが、聴かせ所に欠ける。
特に、H.モトヒコのドラムが脚を引っ張る。
煩いほど手数多く、さながらテクの大披露会。
「ドタバタ」後髪引かれ、リズムが乗り遅れる。
日本人の「性」としかいいようがない。
脚を引っ張るドラムで一句
“乗り遅れ テクに溺れた ドラムかな”
2枚のハナを聴くと、やっぱ巧いピアノ。
とは思うが、心ときめく楽しさがない。
音楽学校を経て、ジュリアード音学院卒。
超絶テクが光る雄大なパノラマ・ピアノ。
ただ、癖・香りの欠けるピアノって面白みがない。
全曲「Love」を冠したナンバーを弾く。
有名曲の助けもありメロディアスなのが売り。
案外、ジャズ入門コースに良いかも。
「ドタバタ」とドラムが脚を引っ張るようで・・・、お聴き下さい。