№5 苦労度!の甲斐あって《クロード・ウィリアムソン(p)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

音譜ご訪問ありがとうございます。
 ジャズピアノ「クロード・ウィリアムソン」のレコード紹介です。音符

 

「パウエル模倣犯」とケチが、でも気は高い?

テンの曲調&パウエル・スパイスの融合!

70年代のビートで、ぐいいグルーヴ!

 

ウィリアムソンで一句

 “苦労度や 脱皮のパウエル の目みて”

⑤-1『ファースト・トリップ』(79) 

   国内TRIOレーベル(オリジナル)

《First Trip/Claude Williamson》

クロード・ウィリアムソン(p)、ロイ・ヘインズ(ds)、

サム・ジョーンズ(b)。

⑤-2 『La Fiesta』US-Interplayレーベル

 

《Claude Williamson Blog紹介》

③『All God's Chillun Got Rhythm』№3 新響!愁いのピアノ

④『New Departure』(78) №4 挑む模倣犯!クレオパトラ

 

④『New Departure』(国内企画)が良く売れた?
翌年、同一メンバで当⑤をリリース。
「パウエル模倣犯」とケチがついても、国内気は高かったようだ。

当⑤の目玉は1曲目「La Fiesta」。
チック・コリア(p)の曲を演奏とは。
パウエル派のスタイルからすれば険では。

コリアのテンの血が踊るリズム感。

つい、想い起こしてしまうが。


ウィリアムソン・ナイズの良い面がでている。
パウエル・スパイスが効くグルーヴ感は抜群。
テンの香りを少し散りばめた曲調。

強いアタックでグイグイ乗っていく。


この曲でもヘインズのドラムが発破をかける。
70年代のビートがパウエル観をぎ捨てる。

 

ウィリアムソンで一句

 “苦労度や 脱皮のパウエル の目みて”


ラテンの香りに包まれながら。

パウエル・スパイスで核心をつく。

70年代のビートでイナミックに躍動する。
C.コリアの選曲は立派、国内TRIOに感謝です。

 

音譜 別なアルバムで、90年のジェントルなウィリアムソンをお楽しみ下さい。