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ジャズサックス「ルーカス・サンタナ」のレコード紹介です。
21年、ブラジル出身・和蘭ジャズ融合!
艶のアルト&活きのドラム、異種混合!
サンバリズム?微塵もない、4ビート!
一句
①-1『リフレクション』(21)
《Reflections/Lucas Santana》
ルーカス・サンタナ(as)、チス・クラッセン(b)、
チム・ヘネケス(ds)、ダヴァー・スレリク(g)、
エッツェ・デ・ヨング(p)。
①-2 和蘭ZenneZレーベル(ZR2104008)
《オランダ(和蘭)ジャズ Blog紹介》
④『Free Fair 2/Dick Vennik』(79) №4 斬り込め!魂&根性
①『Short Speech/H. Verbeke』№1 むっつり校長!多彩派か
どうも活気がない、活きが悪い。
メリハリ感もなくて・・。
良くいえば、とてもオーソドックス。
逆情したフリーキーな音なんてあり得ない。
細くまろやかな音で潤してくれる。
そんな中でも「Heritage」、ここ一番で聴かす。
スピードに乗りきり、ぐんぐん飛ばす。
滑らかなアルトが、勢いづき攻め込んでくる。
特にドラムの活きがいい。
手数が多く少々やかましいが。
的を得た1発のリムショットが効かす。
スローな曲でも、起伏溢れるドラミングがスリルを与える。
ともすれば、艶のアルトの独り舞台。
となるところを、ドラムがテンションをハイに。
単なるオーソドックス・ジャズか?
そこに活を入れるドラムのアルバム、ともいえる。
20年録音・和蘭ZenneZレーベルが抜群。
ドライで絞まったベースがブイブイ迫る。
少々のディジタル臭さはある。
だが、跳ね・踊る・躍動感溢れる音質がイイ。
各楽器の絞まった音は生仕立で上出来。
サンタナ、名前からしてブラジル出身。
活動は和蘭、他は和蘭民族で20年の演奏。
ブラジル特有のサンバの臭い何か微塵もない。
一句
“オランダの サンバ消し去る 艶のジャズ”
勢いある滑らかなアルト、活きの良いドラムをお楽しみ下さい。