№1 陽気に!ちぐはぐトリオ《ジミー・ロウルス(p)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

音譜ご訪問ありがとうございます。
 ジャズピアノ「ジミー・ロウルス」のレコード紹介です。音符

 

強いアタック音、上な陽気おじさん!
「ねっとり」尾を引く、ねちちベース!

「ちぐはぐ」トリオ? 所詮B級扱いか?
一句

 “強き音 ちぐぐトリオの 浮くピアノ”

①『ウィー・クッド・メイク・~』(78)
《We Could Make Such Beautiful Music Together/Jimmy Rowles》
ジミー・ロウルス(p)、ジョージ・ムラーツ(b)、

リロイ・ウィリアムス(ds)。
《ねちねちベース Blog紹介》

①『Spanish Blue/Ron Carter』№1 「ぬめぇ~」 なめくじか?


グイ・グイのハードバップ・ピアノとは違う。
かといって、エリート臭さはない。
な陽気おじさんのピアノ、ってとこか。

「スカ~ン」粒立良い・強いアタック音が抜ける。
強いアクセントがね回るピアノ、陽気は上昇。
ただ、元気の良いのはピアノだけ。

ドラムがあまりにも味。
強いピアノにタイアップして欲しいんだが。

ムラーツのベースが強気でめる。
ピアノ&ベース、殆どデュオの如し。
ただ、ムラーツの「ねちち」ベースが嫌い。
力強く弾く音は無い、「ねっとり」尾を引く音。

強いアタック・陽気ピアノ& 「ねちねち」ベース。
デュオを想わす創りだが、音質はアンマッチ。
ぐはぐ」トリオ、駄盤扱いされるのでは?

 一句

 “強き音 ちぐぐトリオの 浮くピアノ”


ロウルスはこの時、60歳。
「渋味&枯れ」ピアノに、まだまだ落ち込んではいない。

もっと気盛んな脇役と組めば面白いのでは。
 

音譜 陽気ピアノ& 「ねちち」ベース、どうも「ちぐはぐ」では?