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ジャズサックス「ベン・ヴァン・ゲルダー」のレコード紹介です。
強いアクセント・強いアタックもない！
「ないない」づくし、漂う淡々プレイ！
最適BGM、脳波的リラクゼイション？
一句
“リラックス ないないづくし これもジャズ”
①-1『フレイム・オブ・リファンレンス』(11)
《Frame Of Reference/Ben Van Gelder》
ベン・ヴァン・ゲルダー(sax)、ピーター・シュラム(vib)、リック・ロサト(b)、
クレイグ・ワインリブ(ds)、アーロン・パークス(p)。
①-2 US・POSITIVE AND FOCUSEDレーベル
半透明の変わり物レコード
《オランダ・ジャズ Blog紹介》
①『Harry Verbeke』(79) №1 むっつり校長！多彩派か
③『Dick Vennik』(83) №3 変わらぬ！爆音テナー
強いアクセントがない。
強いリズムのアタックもない。
速いリズムで演奏しない。
４ビートで乗ってこない。
「ないない」づくしの淡々プレイ。
こんなジャズの演奏は初めてだ。
忙しくサックスの音は乱高下する。
だが、漂うように流れていく。
かといってビートは乱れない。
こんな奇天烈者も珍しい。
作業に没頭したい時に鳴ってる。
小さな音のBGMには最適かも。
案外脳波的にはリラクゼイションか？
そんなジャズを目指してるのかも。
一句
“リラックス ないないづくし これもジャズ”
レコードは半透明の変わり物。
US・POSITIVE AND FOCUSEDレーベル。
主人公のサックスはオランダ出身。
ベースは加、他はUS出身。
多国籍部隊によるイレギュラー・ジャズである。
サックスの音は乱高下し・漂うように流れていく。そんなジャズをお聴き下さい。
