№1 中途半端!「知&色」《ジェイムス・ウィリアムス(p)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

音譜ご訪問ありがとうございます。
 ジャズピアノ「ジェイムス・ウィリアムス」のレコード紹介です。音符

 

ピアノもテナーも、アクももない!

速弾きが得意?通に巧いピアニスト!

バークリー音大卒、「知&色」が中途端!

一句

 “キャリア組 個性くした ジャズピアノ”

①『エヴリシング・アイ・ラヴ』(79)
《Everything I Love/James Williams》
ジェイムス・ウィリアムス(p)、ビル・ピアース(reeds)、ビリー・ハート(ds)、

デニス・アーウィン(b)。

音質もフレーズも特にアクももない。
強い鍵盤タッチで音が走り回る。

速弾きが得意なのか?
と思う程度で、通に巧いピアニスト。

相棒のテナー、ピアースだって特徴がない。
ところが、このテナーが目立つんだが。

それ程、ピアノがしゃしゃり出て来ない。

 

一体、誰がリーダー?

と思うほどピアノがらない。

バークリー音大卒だが、キャリア組の匂いはない。
知性が邪魔して個性を殺しているのか。
と思う程、「知&色」が中途端。

 一句

 “キャリア組 個性くした ジャズピアノ”

 

ウィリアムスはこの時(79年)、28歳。
バリバリ手ど真ん中、今後のプレイを期待したいもんだ。

 

音譜 バラードの曲、通に淡々と優しく奏でます。