№1 原曲?どこ吹く風か《(英)ゴードン・ベック(p)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

音譜ご訪問ありがとうございます。
  ジャズピアノ「ゴードン・ベック」のレコード紹介です。音符

 

UK(英)部隊、B.ヴァンズを手に掛ける!
叩きのめす鍵盤、炸裂し・人なホーン!

想定イメージ真逆、端の世界に引込む!

一句

 “ 原曲は どこ吹く風か UKジャズ ”

①『セヴン・ステップス・ツー・エヴァンス』(79)  
《Seven Steps To Evans/Gordon Beck》
ゴードン・ベック(p)、ロン・マシューソン(b)、

トニー・オクスレイ(ds)、スタン・サルツマン(ts,ss,fl)、ケニー・ウィラー(tp,flh,cor)。
《UKジャズ Blog紹介》

①『Sean Gibbs』(2020) №1 強引な「アナログ」臭が

①『Stan Tracey』(75) №1 失茶化滅茶化!スリル溢れ


針を下すとB.ヴァンスの名曲「ワルツ・フォーデビー」が飛び出す。

原曲何か、どこ吹く風。
UK(英)出身のベックが手に掛ける。

エヴァンスのイメージは、なる世界へ吹き飛んだ。


力強い鍵盤タッチで叩きのめす音。
EUのキラキラピアノを想定していた。

だが、想定真の世界に引きづり込んでいく。

サルツマンのテナーが追い討ちを掛け、野太い音で吠えまくる。
初のサルツマンだが、一揆ににドはまりに。

唯一加出身のラッパ、ウィラー。
繊細・透明感溢れるハイトーンのはず・・・。
人が変わったか?強力な音でみ掛ける。

 

全てエヴァンスのオリジナル曲。

英国紳士達の手に掛かれば見事に変。

 一句

 “ 原曲は どこ吹く風か UKジャズ ”


ラッパは加出身、他はUK(英)出身。
英録音だがレーベルはMPS。
比重の重い迫力の録音が堪能できます。

 

音譜 エヴァンスのイメージとは真の世界、UK部隊の音をお楽しみ下さい。